[考察]童謡「やぎさんゆうびん」をめぐるミステリー。闇が深い。

しろやぎさんからお手紙ついた〜♪

って娘が歌ってるのを聞いて、この歌についてこどもの頃からずっと疑問に思ってたことを思い出したのでここに書きます。

童謡「やぎさんゆうびん」

みなさんこの歌ご存じですよね?

小さい頃から耳にして、正式な曲名は知らなくても「やぎの手紙の歌」といえば誰でもわかる有名なあの歌です。

一応歌詞を書いておきますと

1番
白やぎさんからお手紙着いた
黒やぎさんたら読まずに食べた
仕方がないのでお手紙書いた
さっきの手紙のご用事なあに

2番
黒やぎさんからお手紙着いた
白やぎさんたら読まずに食べた
仕方がないのでお手紙書いた
さっきの手紙のご用事なあに

以後1番にもどり無限に続く・・・

「無限に続く」も大概おかしいんですけど、他にもなんかいろいろおかしいこの歌。

黒やぎよ。なぜ読まずに食べたのに、差出人が白やぎさんだとわかった・・・?

こどもの頃からこの歌を聞いて、ずっと変だと思ってたことがあります。

それは、この食べちゃった手紙の差出人が「白やぎさん」だとなぜわかるの?ということ。

だって読まずに食べたんでしょ?

お手紙着いたらすぐに食べたんでしょ?

なぜ差出人が白やぎさんってわかるんや〜!!!

これが気になって気になって夜も眠れない。

そこでいろんな状況を考えてみたわけです。

1.封筒の外側の名前だけ見て食べた場合。

ポストに入っていた手紙を見て、

黒やぎ
ああ、白やぎさんからね、むしゃむしゃ・・・・、ああッ!!

・・・。

2.郵便屋さんに「白やぎさんからお手紙ですよ〜」って手渡された場合。

黒やぎ
はいは〜い、白やぎさんからね、むしゃむしゃ・・・・、ああッ!!

・・・・。

3.事前に白やぎさんから手紙がいくよってことを聞いていた場合

黒やぎ
前に聞いた通り白やぎさんから手紙がきた・・・むしゃむしゃ。あああっ!!
・・・・・。

あかん、この知能レベルだったらどんな状況でも詰むじゃねえか・・・。

来たら喰う。来たら喰う。

だめだ、こいつなんとかしないと・・・。

差出人がわかって、それが手紙だというところまでわかってても喰うってぐらい、反射的に紙をみたら喰うようなやつなんですよ、黒やぎさんは。

・・・・ん?

でもこうなるとおかしい点が。

こいつ・・・

なぜ自分が差しだそうとしている手紙は食べない?

来たら喰う。持ってるものは喰わない。

おい、はっきりしろ。

所詮、獣ということか・・・・

といいながら、このやぎ文字がかけるんですよ。まるきりのバカじゃない、ていうかすごい。

蹄でどうやってペンを持つんだ?

そして郵便というシステムを使って連絡を取り合うということができる。

おい、知的生命体やないか。

そこまでできるのに、なぜ食べる!!

ていうかもうメール使えよ!

白やぎ、お前もか・・・・

白やぎも白やぎですよ。

自分が手紙を出して、それに対して何か返事が返ってきてるのに、

白やぎ
わ〜返事がきた〜、むしゃむしゃ。
なぜ喰うっ!!

そしてその手紙が黒やぎさんからだとなぜわかる!!

手紙が来たときだけアホになるやぎかっ!!

郵便屋さんの存在

・・・・手紙が来たときだけアホになるやぎ・・・?

もしかしてこれがキーワードか・・・?

この歌には2匹のやぎと、歌詞にはでてこないけれども手紙を配達する郵便屋さんの存在があるはず。

やぎ界の話なので、おそらく郵便屋さんも「やぎ」なのでしょう。

この無限とも思える手紙のやりとりが結末を迎えるためには、郵便屋さんがあいだで食べる以外に方法がない。

しかし、いつも誠実で確実に仕事をこなす郵便ヤギは絶対に配達する手紙には手をださない。

どんなことがあっても確実に手紙を届ける、それが俺の人生をかけた仕事だといわんばかりの姿に、地域のやぎからも信頼が厚いのであった。

そんな郵便やぎさん。

実は1番まともに見えるこのやぎこそが、実はこの難解な歌の黒幕だったのだ。

郵便屋というのは仮の姿。

実は相当な催眠術師で、2匹のやぎにひとつの催眠をかけてしまったのだ。

それは、

郵便やぎ
「手紙が来たら喰え」

「手紙が来た時」この条件を満たす時だけ2匹のやぎに発動する強烈な催眠。

手紙が来たら喰う。

それ以外は正常なやぎ。

2匹のアホのやぎがやり取りする仕組みさえ作ってしまえば、あとは手紙をあっちへやったりこっちへやったりするだけで彼には無限に配達料が入ってくるというわけだ。

自ら手紙を食べて、無限集金システムを破綻させるわけがない。

こいつ・・・頭いい。

郵便屋さんはいなかった・・・?

まてよ、そんなファンタジーものの郵便システムが前提になってるけど、それぞれの家に自分で持っていく可能性もあるな・・・。

黒やぎ邸にて

黒やぎさんは白やぎさんがポストに何かいれてる姿を2階の窓から発見。

黒やぎ
あ、白やぎさんから手紙だ〜♪むしゃむしゃ。ああッ!!!・・・・。よし、仕方がない。要件がわからないから手紙を書いて持って行こう。

一方白やぎ邸

ポストに黒やぎさんの姿が。

白やぎ
あ、黒やぎさんが返事を持ってきてくれたぞ♪返事を確認確認・・・・むしゃむしゃ。あああっ!!だめだ、食べちゃう・・・。仕方がない、中味がわからなかったからもう一度手紙を書こう。

黒やぎさんのポストへ・・・。

・・・。

・・・・・。

もう会って要件を聞け。

やばい動画も。

おかあさんと一緒とかこども向けの映像があるかなと思って探したら、こんな動画が。

カ、カオスすぎる・・・。

歌の「ほのぼの感」と「気持ち悪さ」のコラボレーション。

もはややぎですらない。

ダメだ、何もこたえがでない。

何十年も考えてきて、これと言った結論がでてこない謎の歌「やぎさんゆうびん」。

ミステリー小説でも1本読んだかと思うぐらいの謎がこの2番までの歌に込められてて、曲のほのぼの感と闇の深さのギャップがたまらん1曲。

そう思うと上の動画もありなのかなぁ・・・。

[考察]こどものテストから学ぶ事。誤解の無い表現について。

2016.07.12

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

真面目なお寺の仕事からステージでのパフォーマンスまで、幅広い活動を通して学んだことをわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

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