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2015年秋季永代経

2015年10月30日に秋季永代経をつとめました。

永代経ってどんなことするの?

浄土真宗のお寺の法要の流れは、地域やお寺によって違いはありますが基本的な流れとしてはこんな感じです。

法要の流れ
  1. 勤行(ごんぎょう) お経を読む。
  2. 聞法(もんぽう)  法話を聞く。

善照寺では10時開式ですので、10時ちょうどに喚鐘(かんしょう)という僧侶に開式を知らせ、入場を促す鐘を叩きます。

お勤めの様子。

檀那寺のご住職を迎えてお勤めの先導・導師(どうし)をしていただきます。

つとめあいの関係にあるお寺で法要があるときは、逆にぼくが先導をするのです。

お勤めのあとは住職挨拶

住職がお参りにきていただいた御門徒のみなさまにご挨拶をします。

今日は11月3日にある「よるしらべ」声明と雅楽のコンサートのご案内などもいたしました。

そして布教の先生にバトンタッチ。

ご法話 中原大道 師

今回の御法話はブログ「おじゅっさんの日々」でも有名な真宗興正派大乗寺住職・中原大道師。

布教使.comでのプロフィールはこちらから。

みんな親しみをこめて大道さんと呼ぶ方が多いですね。

中原講師が手に持っている絵本はこちら

小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。 posted with ヨメレバ 原田 剛 ワイヤーオレンジ(インプレス) 2014-11-29 Amazon

大道さんのブログでもこの本のことが紹介されていますが、一部この絵本も題材にしてお話をしていただきました。 親としての自分の命の終わりを見据えながら、こどもに何を伝えるべきか。

優しく教えるだけでなく、子供が自分の力で進んでいけるよう親は何をすべきか。 「親心」とは何か、「教育」とは何かということを考えさせられるそんなお話でした。

この大道さん、お話もできるし、音楽もできるし、筆字で作品を作ったりもできるし、いろんなグッズも作ったりしてて、結局何屋さんなんだ?!となるタイプの人なんです。 僧侶としての活動の幅の広さをとても尊敬し参考にさせて頂いてる先輩なのですが、また今日頂いた手土産もしゃれてる!!

「手作りのケーキやから〜」といわれて頂いたケーキは・・・

お店の手作りじゃなくて本当に本人の手作り!!しかもパッケージシールまで作っちゃって!

食べてみたらこれがまた「そうね、手作りね・・・・」ってレベルじゃなくて、本当にお店で出てくるような味。

く〜っ!やられた、うまい!!

ちなみに販売はしてないそうです。

お話のあとはみんなでお斎

ご法話を聞かせて頂いたあとは、お寺で用意したうどんをみんなで食べます。

ダシはお寺で作ってるのですが、今日のうどんは宇多津にあるうどん屋「山とも」の麺。

名店「山内」で修行した若き職人が今年6月に開店した新店「山とも」のうどん。

細麺ながらのびと弾力のある麺が特徴。

お寺の法要ちょっと楽しそうでしょう?

次は年末の除夜の鐘、そして年があけて1月の末に報恩講という行事を予定しております。

報恩講ではお斎(とき)として精進料理のお膳を用意致します。

初めての方もぜひお寺にお参り頂いてお聴聞いただければと思います。

合掌