こんにちは、アスリートお坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
お坊さんやパフォーマーはブログを書いた方がいいということを前にも書きましたが、それがなぜなのかをもうちょっと掘り下げて書きます。
今回はパフォーマー編。
パフォーマーがブログを書くべき3つの理由。
- 一般人とは違う独自の視点を持っているのでネタがおもしろい。
- 広報力を自分で持つことができ、直接依頼を受ける窓口ができる。
- ケガや制作期間等の収入がない期間を埋める経済的基盤が出来る。
しんどい、めんどくさい、勉強が必要ということをデメリットとしてしまったら何も進まないので、とりあえずブログを書き、成長すればどういう展開が予想されるかということを書いていきます。
1.一般人とは違う独自の視点を持っているのでネタがおもしろい。
自分がフットバッグのパフォーマーとして活動させてもらってるのもあって、いろんなジャンルのパフォーマーの方達と会わせて頂くことがあります。
時にはうちのお寺善照寺に遊びに来てくれる人もいて夜ぐだぐだと話をしたりするのですが、みんな発想やものの見方がおもしろいんですよね。
身体的感覚、それから「間」といわれるものとか、はっきりと言語化できない部分もたくさんあると思うのですが、それぞれがもっている独特の感性を文章に落とし込めたらとてもおもしろい読み物になります。
例えば、集団でパフォーマンスをする人だったらこんなことを書けるでしょう。
- どうやって作品を作るか。
- 集団での練習方法。
- チームワークの作り方。
- モチベーションの保ち方。
どれも重要な課題であり、それぞれに独特な解決方法をもっています。
こういうオリジナルな内容を一般的な仕事においても生かせるような方法論としてまとめるとさらに有益な記事となるでしょう。
パフォーマーには一般的な生活をしている人とは違う、独特なものを作り出しやすい感性と経験がベースにある点で人に読まれるおもしろいブログを作るのに適しているのです。
2.広報力を自分で持つことができ、直接依頼を受ける窓口ができる。
大道芸で収益を得るだけでなく、パフォーマンスやワークショップ講師依頼をうけることもパフォーマーにとっては重要な収入源です。
ふだんどんな活動をしているのか、どんな依頼をこなせるのか、お客さんにわかるようにしておくと可能性が広がりますよね。
過去の成果、パフォーマンスの内容を全てみせる訳にはいきませんが、ある程度ブログの記事にまとめておけばクライアントが内容を把握しやすくなります。
しかも1回記事を作っておけば何回も同じ説明する必要がありません。
新規のお客さんを獲得するためには自分に到達する窓口をたくさん用意しておくのは有効な方法です。
特に地方で活動している人ほどブログでの広報力を持っておいたほうがプラスになると思います。
「地域名〇〇 パフォーマー」などの検索で1位にくるような状態を作ることができれば、事務所等に登録していなくとも個人でギャラを交渉して仕事を受けることができるかもしれません。
どのページからも問い合わせ先に行くような流れをブログ内に作っておくと、仕事に繋がる可能性がアップします。
3.ケガや制作期間等の収入がない期間を埋める経済的基盤が出来る。
体ひとつで仕事をするパフォーマーはケガをして動けなくなったらその場で収入がゼロになります。
復帰するまでにも時間がかかるし、貯金を切り崩しながら生活をして、また元の状態に戻るまで不安との戦いです。
そんな時にパフォーマンス以外の収入源を持っておくことは、活動を継続するためにとても有効な手段なのです。
またブログのアクセス数がのび、ブログ・パフォーマンスともにファンがつけば、ブログに広告をだしてもらって活動のスポンサーをしてくれるような方や企業などがでてくるかもしれません。
自分の生活のために、またやりたいことを継続するために収入源を複数もっておくということはマネジメントとして重要だと思います。
ブログを収益化する方法はこんな本を読んで勉強するか、オンラインのサロンなんかもいいですね。
若いうちはお金がないことでハングリー精神バリバリでやる気が続くかもしれませんが・・・、ある程度年齢がくると考え方も変わるかもしれません。
記事を書いたらすぐお金になるというわけではないですが、作戦をたてて継続していけばある程度補助的な収入にするぐらいなら誰でもできると思います。
パフォーマーによくある悪循環がこちら。
- パフォーマンスをしたいけど生活のためのお金がない
- 別のバイトや仕事でお金を作る。
- パフォーマンスをしたり制作する時間が無い
以下ループ。
こんな悪循環に陥るくらいならブログを書いて収益化するというのはひとつのいい手段です。
ブログを利用して家賃収入的にお金が入ってくる基板を作っておくと、やりたいことにかけられる時間とお金が生まれてきます。
パフォーマーでブログを書いてる人のお手本
このジャンルのブロガーとしては元シルク・ドゥ・ソレイユで縄跳びパフォーマーとして活動していた粕尾将一さんがずば抜けていると思います。
まあその粕尾さんは記事の中でパフォーマーはブログをやるべきじゃないなんて書いてますが(笑
参考:パフォーマーがブログをやめた方がいい理由 | なわとび1本で何でもできるのだ
これは最初にデメリットとして書いてありますが、ブログで収益をあげられるレベルになるためにはある程度勉強と継続性、工夫が必要となるということです。
ある程度時間を割き、内容も吟味し作品としてだすことを継続しなければいくら書いてもなかなか結果はついてこないでしょう。
何も考えずに書いてすぐに結果がでるほどは甘くはありません。
ですが、きちんと運営できたときのメリットは計り知れないのでトライする価値は十分にあると思います。
パフォーマー系の人は本人がおもしろいと思ったらほっといても練習するタイプの人が多いと思うので、性格にぴたっとハマればとてもいい結果をもたらすのではないでしょうか。
パフォーマー×ブログというのは2つの仕事のもつ性質の相性がいいのです。
土日には仕事が多いけど平日は比較的時間がとれるよ!なんて方はうってつけ。
ちょっと書いて見ようと思った方はブログのはじめ方もまとめてありますので参考にしてみてくださいね。