家系図を自分で作成するには何が必要?情報の集め方をまとめました。

檀家さんのおうちにお参りをさせてもらう中で、時々話題になるのが家系図の話。

ある程度の年齢になって自分の人生や家の成り立ちのことを振り返ると、「自分のいのちはどこからきたのか?」という気持ちが自然とわいてくるものなのかもしれません。

今日は家系図を自分で作るには何が必要か?について調べてみました!

家系図を自分で作成するにどうすればいいの?

自分で家系図を作るにはどうすればいいのでしょうか?

家系図を作るためにはまずは先祖の情報を集めなければなりません。

家系図を作る情報源
  1. 親族に話を聞く
  2. 戸籍を調べる
  3. お墓やお寺の過去帳を調べる
  4. 地域の文献などを調べる

など

ではそれぞれ詳しく見てみましょう。

1.親族に話を聞く

まず一番手っ取り早いのは親族に聞くという方法で、まずはここから初めてみましょう。

祖父母やその兄弟まで存命の場合はかなりの情報を集めることができると思います。

ただ注意しておかなければいけない点がいくつかあります。

昔の人は名前の漢字表記が正確に伝わっていないということがしばしばあります

これはお坊さんとして勤める中で実際に体験したことですが、お葬式の時に故人の名前を確認すると戸籍と周囲の人が呼んでいる名前が違うということがありました。

本人が自分の好みで勝手に名乗ったり、好きな漢字をあてて使ったりしていたというケースですね。

家族ですら戸籍上の漢字名と通常使用していた漢字名が違うということを知らなかったことが何回かありました。

また年齢や兄弟の話となるとあやふやになることも多いです。

正確にすべて集まるかどうかはわかりませんが、手がかりになる大まかな情報を親族から集めておきましょう。

2.戸籍を調べる

戸籍は本籍地のある役所でなければとることができません

戸籍関係証明書の取得方法3通りになります。

戸籍関係証明書の取得方法
  1. 本人が窓口で直接取得
  2. 代理人(親戚・知人)が、窓口で取得(委任状が必要です。)
  3. 郵送請求/取り寄せ

本人が窓口で直接請求するには平日の役所があいている時間に訪れなければなりません。

代々同じ土地で住んでいて、本籍地と住民票が同じ方はまだとりやすいですが引っ越して本籍地が遠い場合は取得が難しくなります。

その場合は郵送で送ってもらうという手続きをしましょう。

戸籍の取得は請求する戸籍に入っている本人、その配偶者、直系の子孫・先祖以外の人が請求する時には、委任状が必要になります。

請求用紙
各市区町村の備え付け若しくは、ホームページからダウンロードした請求用紙が必要です。
請求用紙が無い場合は、自分で用意した便せんなどに手書きで必要な事項を記載されても申請可能です。
わからないときは各市区町村の担当者に直接電話して、書き方をお聞きください。
氏名のところに印鑑を忘れないように!
返信用封筒
返信用の封筒に切手を貼ります。目安としては一通だけだと82円。
それ以上の複数枚請求するのであれば92円、50gを超えそうなら140円の切手をはりましょう。
返信用の封筒にあらかじめ返送先のご自分の住所・宛名を書いて82円切手を貼っておきましょう。
手数料(申請料金)
市町村によって手数料がちがいますが、1通450円程度。
郵便局の定額小為替または現金書留で支払いします。
定額小為替は、郵便局で買うことができます。
請求者の本人確認書類
住所を確認できる運転免許証・健康保険証などのコピー
請求者の情報
請求者の情報が必要です。

  • 住所
  • 氏名
  • 生年月日
  • 昼間連絡のとれる電話番号
申請者の署名と捺印
申請者の署名と捺印が必要です。
請求理由・使用目的の記載
家系図作成のためとか、家族の歴史を調べるなど
本人の委任状
基本的に戸籍は誰でも請求できます。
しかし請求する戸籍に入っている本人、その配偶者、直系以外の第三者が他人の戸籍の証明を請求する場合は委任状や正当な理由が必要になります。

3.お墓やお寺の過去帳を調べる

お墓やお寺の過去帳も重要な手がかりのひとつです。

お墓に書かれた法名・戒名と俗名、命日や年齢などから関係性がわかることもあります。

また菩提寺がわかっている場合は、そのお寺の住職に問い合わせてみるのもひとつの手がかりになることがありますね。

▼お寺には檀家さんの法名・戒名と俗名を記録した過去帳が保存されています。

過去帳をみることで戸籍以前の先祖がわかったり、○○の父などと書かれていていろいろな関係や情報がわかることがあります。

ただ、現在は個人情報の保護という観点からもお寺の過去帳は自由に閲覧することはできません

ですので、その寺院の住職が調べて、依頼者に解答するという形になります。

お寺に問い合わせる時、最も重要な情報は命日です。

お寺の過去帳は○月1日に亡くなった人、○月2日に亡くなった人というように○日というところをキーにしてまとめられています。

▼例)19日に亡くなった方のページ

おそらく過去帳をすべてデータベース化できているお寺は少ないと思いますので、依頼を受けたときには住職がしらみつぶしに全ページを目視で探していくということになるでしょう。

何日に亡くなったのか命日がわかると非常に検索がスムーズになりますが、関連データ無しで探すのはかなり大変な作業になります。

4.地域の文献を調べる

何か名を残すような功績を残した先祖がいるなら、その地域の資料館などで文献を調べると情報がでてくるかもしれません。

地域の歴史資料館などを中心に訪ねていくのもいいですね。

郷土の歴史や人のことについて詳しい方など新たな情報源が見つかるかもしれません。

正確な家系図を作るのはかなり手間と時間がかかる

ここまでのことを複合的に組み合わせて家系図を作るわけですが・・・

正直なところ、情報に抜けのない正確な家系図を作るのは相当な手間と時間がかかる作業です

親族が存命な場合は情報が集めやすいですが、すでに亡くなっていたり疎遠な場合はなかなか情報を集めるのが難しいですよね。

戸籍は本籍地が遠い場合、取得に手間がかかります。

しかも古い戸籍は手書きの文字ですから読み取りが難しいことも多く、家系図を作るための情報をひととおり集めるだけでも相当な労力がかかってしまうんですよね。

しかも作ったところで完全に網羅されていないと相続手続きなどに使う資料としては使い物になりません。

信頼性の高い家系図作成専門サービスを利用する

そこで、そんな複雑でめんどうな手続きと、情報の読みときや整理を戸籍と相続のプロである司法書士や行政書士が作ってくれる家系図作成の専門サービスがあるんですよ。

それが家樹というサービス。

家樹は戸籍と相続のプロである司法書士・行政書士が代理で情報を集めてきれいに家系譜と家系図としてまとめてくれるサービスです。

プロが作る家系図ですから実際に相続の時に資料として利用することもできますし、家系図を作った人は相続に関する相談料が無料になるという特典もあります。

チャットサービスで匿名の問い合わせや相談もできますから、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょう。

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

真面目なお寺の仕事からステージでのパフォーマンスまで、幅広い活動を通して学んだことをわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

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