デザインの意図を読み解く。使う人への愛情を感じるデザイン。

今日はちょいと用事があって病院にいくことがあったのですが、病院内の風景をみてたらなんとなく違和感を感じ、その後その違和感の理由と発見があったのでその事について。

甘平

病院の風景

みなさんこの写真見て、な〜んか変というか普通じゃないなって思いませんか??

いたって普通の廊下の写真です。心霊とかそういうことではないですよ。

ぼくは廊下を歩いてて、最初は明確に何が変とはわからなかったのですが、なんとはなしに変な感覚がずっとあったんです。

わかります??わかりません。。

ですよね。

ぼくも最初なぜか理由はわからなかったのですが、眺めながらあるいているうちにその風景の違和感の理由にふと気がつきました。

ぼくが違和感を感じていたのは「照明の位置」だったのです。

照明の位置

普通廊下に照明をつけるときって、天井の真ん中にライトがついてますよね。

ですが病院の廊下のライトは端っこについてるから、何か景色に見慣れなさというか不自然さを感じたんですよね。

照明の効率を考えたら真ん中につけて広角なライトをつければ明るいはずだし、照明の数も減らせます。

なのに、こういう不自然な状態になっているのはそのデザインに何か理由があるんだろうと思ったのです。

理由を考えてみた

推測1手すりを使って歩く人のために

手すりをつかって廊下でリハビリをする方にとってみれば、手すりがはっきり見えるというのは大事なことですよね。

天井の真ん中にライトがあったら、自分の体の影が落ちて見えにくくなるのかもしれません。

推測2ストレッチャーで運ばれる患者さんのため

仰向けで運ばれるときに真上に照明があったら、目の前を照明が通過して目がちかちかするんじゃなかろうかと。

とまあこんなことを考えながらウロウロしておったわけです。

使われる状態を考えてデザインすること

デザイナーの作りたいもの、表現したいものはこれだっ!みたいな作品もエネルギーや魅力があっていいんです。

ですが、こういう誰の目にもとまらない、それぐらい自然な風景になるようなものの中に、使われる人に対する配慮とか愛情みたいなみたいなものがデザインと機能として落とし込まれているって素晴らしいことやなと。

ここは病院である、誰のために必要な施設か?ということがよく考えられたアイデアが形となったものの中のひとつなんでしょうね。

ぼくらがあたり前に思っている風景の中にも作った人の工夫や意図があるんでしょう。

そういうのももっと読み取ったり気づいていける目や感性を鍛えたいものです。

そんなことを病院の廊下でぼんやり考えながら歩いていたのです、な〜んて書いてることや推測があってるかどうかは知りませんが(笑

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

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