超有名店になって久しい麺処綿谷。
ぼくが高校時代、受験期の夏休み・冬休みなんかは勉強のあいまに週4〜6ぐらいで通ってたお店です。
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麺処 綿谷
綿谷とかいて「わたや」と読みます。
高校時代、部活帰りなんかに昼ご飯に綿谷にうどんを食べに行く事を「綿る(わたる)」、つづみといううどん屋に行く事を「つづむ」、今は無き高校生ラーメンってのを出してたパオというラーメン屋に行くことを「パオる」なんて言い方が丸高生の中で広まっていましたが(ぼくの周辺だけ?)、その3択の中でも一番人気が高かったのが「綿る(わたる)」でした。
なんせこの綿谷、行ったことがある人はわかると思いますが値段と味と量のバランスがおかしい!!(良い意味で)
当時は今と比べてむちゃくちゃな量を食べてましたが、高校時代の異常な食欲を完璧に満たしてくれるそんなお店でした。
綿谷の圧倒的なスピード感とコストパフォーマンス
丸亀近辺で吉野屋やすき屋ができはじめたのは2007年ごろだったかしら・・・?
正確な調査ではないですが、その頃まであまり吉野屋やすき屋みたいないわゆる牛丼チェーン店というのは丸亀市内には無かったんじゃないかと思います。
他県では牛丼が他の飲食店に比べて安いかもしれませんが、こと香川県では同じぐらいの値段で超ハイクオリティなうどんが食べられるので早い!安い!という形態のお店では競争しづらい環境だったんだろうかと推測されます。
さらに肉が食べれるという点でも、この「綿谷」が吉野屋やすき家の丸亀侵攻を阻止していたのではないかと思われるほどの、早い!安い!うまい!量が多い!肉いっぱい食べれる!というこれで売れないわけがない、そんなお店。
店内も広く、カウンター席がたくさんあります。
綿谷の圧倒的なスピード
店の外まで行列ができててもあっという間に順番が来ます。
注文したら即座にうどんがでてきて、お客さんをさばくスピードが尋常ではありません。
▼入り口に写真付きメニューが用意されています。
▼綿谷は並んでても順番があっというまにくるのでメニューを考えておきましょう。
店内入って左側の壁に沿って列ができているのでそれに続いて並び、順番が来たら注文しましょう。
綿谷は肉ぶっかけが名物
▼綿谷には肉ぶっかけが3種類あります。
- 牛ぶっかけ
- 豚ぶっかけ
- スペシャルぶっかけ
小でもかなりの量があるので、あまり量を食べない人はハーフサイズを注文しましょう。
ハーフサイズでも他のうどん屋の1玉ぐらいあります。
初めて讃岐うどんを食べると言う方は、冷たいうどんを食べた方が麺の良さがわかりやすいですね。
はじめて綿谷に来た方は・・・
綿谷に初めてきて何頼んだらいいのかわからんよ〜って人はこれだけ覚えていれば大丈夫です。
呪文のようにこう唱えましょう!
「スペシャル・ひや・小」!!
こう注文すれば全て解決します。
綿谷にはサイドメニューもありますが・・・
この綿谷さんはほんとにうどんの量が多いので、サイドメニューも自分の食べれる量を考えてとりましょう。
▼おにぎりやいなりずしもありますし、
▼天ぷらも豊富にあります。
▼天ぷらは全品100円です。
普通のかけとか普通のぶっかけを頼んだかたは天ぷら類をとってもらっても大丈夫だと思いますが、肉ぶっかけや特にスペシャルを注文した人は、普通のうどん屋さんの感覚でサイドメニューをとっていくと食べきれないかもしれません。
特に、知らずに「大」を頼んだ日には・・・。
それぐらい綿谷のうどんは量がたっぷりです。
普段うどん屋さんで2玉ぐらいは普通に食べますが、ここでは「小」でおなかいっぱいです。
高校時代は大を食べてましたが、今思えばあの頃の食欲はすごかったなぁ。
▼カウンターでうどんを受け取り精算します。すごくサクサク進むので財布の準備を忘れずに。
薬味はレジの後ろに
会計後、レジの後ろの棚にショウガやとうがらしがあります。
▼個人的には右側の大きい唐辛子をぶっかけに入れるのがうまい!
▼天かすも2種類お好みで。
これが綿谷の「スペシャル・ひや・小」だ。
▼初めていく方にはこれを食べて欲しい「スペシャル・ひや・小」がこちら。
牛ぶっかけ・豚ぶっかけ・温玉ぶっかけを全て味わえるスペシャルぶっかけ。唐辛子は後のせしてます。
しかも量が普通のうどん屋の2玉分ぐらい入ってて、これでなんと460円!!
このぐらいの量を食べるために、吉野屋に行ったら牛丼大盛りで480円と半熟卵70円で550円。
そら綿谷行くわってなりますよ。
▼麺は滑らかでこの艶!!丸亀に来たらぜひ食べてもらいたいお店ですね。
牛ぶっかけもお肉たっぷり。
▼2人で行ったら、1人はふつうのぶっかけを注文して、肉を分け合って食べても満足できるぐらいの量が入っています。
追記:肉釜玉
綿谷はこの圧倒的な回転率で、いつ頼んでも釜揚げメニューがすぐ食べられるというのも特徴です。
普通うどんは
- 麺を切る。
- 茹でる。
- 水で締める→この時点で一般的な「うどん玉」になります。
- 冷やはそのまま、温かいうどんは再度お湯で温める。
という行程になります。
釜揚げ、釜玉というメニューは行程2のあと水で締めずに提供するメニューですので、回転率の低いお店だと茹で上がりのタイミングが合うまで待たないといけないのです。
ですが、ここは綿谷。
がんがん次のうどんが茹で上がるので、釜玉・釜揚げなども即座に食べられるのです。
▼こちらが肉釜玉。唐辛子は後のせしています。
▼小鉢に特性の醤油がついているので、これをかけて食べましょう!ただ、全部かけると塩辛くなりすぎますので、少しずつかけて調整してください!
釜揚げ特有のぶわっと広がった麺と、少し強めの塩味でこれまためちゃくちゃうまい。
麺処 綿谷まとめ
早い!安い!うまい!量が多い!肉いっぱい食べれる!の5拍子そろった名店綿谷。
これ以上のコストパフォーマンスのいいところはなかなかないと思います。
ちなみに肉ぶっかけではなく、普通の肉うどん(かけうどん+肉)は標準で卵が入っていて390円。
ありえへん値段。
そしてうまい。
ほんとに量が多いので、何店舗もまわるうどんツアーの中に組み込むのはしんどいかもしれませんが、丸亀にお越しの際ははずせないお店のひとつですね。
綿谷は高松店もありますので、こちらも要チェック。
▼お土産用のうどんも入り口横にありますよ。
お店の情報
麺処 綿谷
住所:丸亀市北平山町2-6-18
電話:0877-21-1955
定休日:日曜日
営業時間:8:30~14:30
駐車場あり
HP:http://www.maruwa-wataya.com/
店内は禁煙です。喫煙スペースは外にあります。
綿谷さんは8時30分開店ですが、丸亀市内にはもっと早くからあいているうどん屋さんもたくさんあります。
丸亀で朝早くからあいているうどん屋さんをお捜しの方はこちらの記事もどうぞ。