第6期 「未来の住職塾」 四国教室に参加!! 意識高い系坊主の集まりだった!!

全国には約77000カ寺のお寺があるそうですが、現代はそのうち20000カ寺を越えるお寺が住職のいない無住の寺となっているとも言われます。

過疎で人がいなくなって、お寺が維持できない。

お堂は残っているけど、誰も継いで運営する人がいない。

など、お寺がどんどん潰れていっているんですね。

これは今後もっともっと加速することが予測されるわけです。

激しく時代や生活が変わっていく時代において「お寺」というものがどのように存続していくのかということを真剣に考え無ければならない時代となっています。

ということで副住職のとっしゃんとともに未来の住職塾に参加してきました!

未来の住職塾とは

いまや、お寺も選ばれる時代。しかし、不安を抱えながらの現状維持の継続も、焦りによる場当たり的な行動も、お寺を危険にさらします。時間やお金などが限られた中、お寺を次世代へ確実に存続・発展させるためには、確かな方法論や情報に基づいた具体的な計画が必要です。

未来の住職塾では約350の寺業計画書®の蓄積に加え、200ヶ寺・約3,000名の檀信徒から得た最新の分析データを用い、お寺の本質を守りながらも社会環境の変化に対応した、実現性の高い寺業計画の策定を支援します。

                      一般社団法人お寺の未来HPより

坊主丸儲け・・・誰が言い出したんでしょうね?

本当にそうだと思うんなら、さっさとお坊さんになってお寺をやればいいのにといつも思います。

最初に言ったとおり住職がいなくて困っているところなんてたくさんあるんですから。

お寺は仏教と文化を守り伝える場所

仏教は人類が2500年のあいだ絶やさず伝えてきた智慧。

その仏教を伝える場所としてのお寺が潰れてしまっては、どんなに良いものでも伝えようがありません。

お寺が潰れるということは、歴史的な証拠をうらづける文化財も維持されなくなるということです。

データだけ残ればいいというのならgoogleさんに聞けばいいんですが、googleさんでは生き方や人の生き様を示すことはどうやっても無理だと思うんです。

人が生きる営みという中で仏教を伝えるには、やはりお寺という機能と僧侶という存在しかその役割ができないのです。

しかしそのお寺も闇雲な運営では資金繰りもうまくいかず潰れてしまいます。

お寺はどのように社会的な価値をもつのか?

お寺はどのように教義を伝えていくのか?

どんなお寺にしていくのか?

そういうことを同じ悩みをもった仲間と共に学ぶ場所が「未来の住職塾」なのです。

やる気のあるお坊さんがたくさんいるぞ!

お坊さんの世界って

  • 変化がない
  • 古くさい
  • 時代についていけない
  • おもしろくない
  • 生産性がない

って状態が比較的多いんですよ。

話をしててもまったくワクワクしない。

そんな中この住職塾に参加している方達は通常のお寺の仕事は当然きちんとこなした上で、それにプラスして

「お寺を社会の役に立てる場所にしよう!」

「人に喜んでもらえる場所にしよう!」

と思って実際に動きだそうとしている人たちばかり。

そんなメンバーが集まると話すことも生産的でワクワクしますよね。

一口にお寺といってもやるべき事はそれぞれ違う

一口に「お寺」と言っても、その実体は多種多様。

例えば「ミュージシャン」といってもロックスターもいればバラードで泣かせる歌手もいて、打ち込みでダンストラックを作る人もいる、みたいに全然違うじゃないですか?

お寺も一緒です。

参加者の中にはうち(善照寺)みたいな檀家さんのところをまわって葬儀や法事を勤めるのがメインの仕事となるお寺もあれば、四国霊場八十八箇所のようなたくさんの方が参られるお寺の方もおられました。

そうなると宗派も違うし運営の方法や規模も違います。

▼住職の教科書。

これは教科書を読んで、そのモデルケースの通りに運営すればうまくいくという話ではないんです。

お寺を取り巻く環境、社会情勢、住職の性質、檀家さんの性質、土地の雰囲気、歴史的背景などはお寺ごとに全く違います。

そうなると、やるべき施策も全然違うんですよね。

まず教室ではグループでの現状分析や意見交換をするところからはじまりました。

そして、お寺の運営をしながらぼんやりと感じていることを言語化していきます。

同じ悩みを抱えながらも、多様な地域、多様な立場からでてくる意見には気づかされることも多く刺激的なものでした。

本日第1回目が終わりましたが、1年かけてあと5回の教室に参加してそれぞれのお寺に必要なことを明確にしていきます。

最後には事業計画ならぬ、「寺」業計画というものを書きます。

そして、その計画を実際に実行に移していく行動力を身につけるのです。

お寺を価値ある場所にするために

うちのお寺ではすでに形にしていってるものがたくさんありますが、この中にも課題はたくさんあります。

独りよがりになってしまっては意味がありません。

分析と改善、そしてどういう使命をもってお寺を運営するのか?

どういう風に価値提供していくのか?

未来の住職塾でできた仲間とも協力しあって、よりよいお寺づくりを目指していきます。

お寺は住職が学ぼうとしなくなったら終わりだと思ってますので、しっかりやっていきますよ!

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

真面目なお寺の仕事からステージでのパフォーマンスまで、幅広い活動を通して学んだことをわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

気になった方は詳しいプロフィールへどうぞ!