こんにちは、3児のパパブロガーのへんも(@henmority)です。
小学校も高学年になってくると、中学・高校受験も視野に入れた勉強をどうすればよいのか気になってきますよね。
塾に行くか、公文に行くか、通信教育講座を受けるか・・・
と、いくつかの選択肢で迷ってしまいます。
うちも同じように迷った結果、とりあえず試してみたのがスタディサプリです。
結論としては、小学生の学習教材として抜群にコスパよく使える教材だと感じましたね。
本記事ではスタディサプリ小学生コースを実際に受けてみて感じたメリットやデメリットをまとめました。
スタディサプリとは
スタディサプリはリクルートが提供しているオンラインの学習プログラムです。
小学4年生から大学受験までの勉強をオンラインで学ぶことができます。
2021年2月現在、なんと小学生講座の月謝は1980円。
スタディサプリ小学生コースを使ってみたこどもの感想
スタディサプリの授業の内容について
スタディサプリをしばらく使ってみて、こどもに感想を聞いてみました。
だそうです。
なんか科学館に行って楽しい、みたいな感じ!
そんな感じ。
スタディサプリ小学生コースのメリット
スタディサプリ小学生コースを実際にやってみて良かった点を紹介します。
塾や公文と比較して価格が安い
スタディサプリは塾や公文と比べて費用面では圧倒的に安く取り組むことができます。
小学5年生の月謝で比較してみました。
表が切れている場合は右にスクロールしてください。
公文の小学生教室の場合、1教科受けると月7,150円の月謝がかかります。
3教科受けると単純に3倍になるので毎月21,450円の月謝が必要ですね。
スタディサプリは1年間の料金が19,800円(税込みで21,780円)です。
公文3教科コースとスタディサプリの1年間の費用の差額は約24万円となります。
1年でこれだけ差がでるのですから、例えば小学5年生から高3までの8年間の教育費用となると・・・考えただけでも恐ろしい・・・。
スタディサプリはお得な1年払いを契約したあとでも、途中退会したら残金を返金してくれるとのこと。
良心的すぎる・・・!
テキストはPDFをダウンロードすれば無料
スタディサプリのテキストは1冊1,200円です。
でもこのテキストは購入が必須ではありません。
テキストは各講座の受講画面からPDFなら無料でダウンロードすることができます。
もちろん印刷して使うこともできますが、教科によっては150ページ以上あるので、印刷するよりテキストを購入したほうが安いということになりますね。
※新規申し込みをすると1,200円のテキストが5冊無料になるクーポンをもらえるキャンペーンが開催されています。
2021年2月現在のテキストはこのようになっています
学年 | テキスト |
---|---|
小学4年生 |
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小学5年生 |
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小学6年生 |
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年会費+テキスト代としても1年間で料金は30,000円以内に収まります。
家計にとても助かります。
勉強時間が自由にとれる
スタディサプリのいいところは勉強時間の融通がきくところです。
塾に申し込む場合、学年ごとの授業時間は決まっていることが多いため、他の習い事との時間の調整が難しいことがありますよね。
例えば水曜日はサッカー教室だけど、塾の授業も水曜日しかない・・・みたいな時はどちらかを諦めることになります。
スタディサプリなら授業の動画を見て学習するので、他のやりたいこととの両立がしやすくなります。
親の送り迎えが必要なし
これが結構重要なポイントなんですが、親が車の送迎から開放されるというメリットがあります。
地方の場合、塾が近くにないことも多いので、毎回親が車で送り迎えすると大変なんですよ。
都会のように塾の選択肢も多くはないので、場所によっては片道30分ぐらいかかるような場合もありますよね。
スタディサプリなら家のWi-Fi環境さえ整えれば良いので、送迎にかかる時間的コストを圧倒的に下げることができます。
授業がスムーズ
スタディサプリの動画は教科の学習内容のみをきっちり解説してくれるので、集中力高く勉強することができます。
学校だと先生が説明の途中でゴゾゴゾしてる他の子を途中で注意したりするのがいや。
話が途中で止まるもん。
なんてことも言っていました。
授業の流れが止まってしまうと、こどもも集中力を保ちにくいと感じているようです。
スタディサプリの動画なら勉強の内容だけに集中できるので理解力も高まります。
しかも教え方がうまい。
▼ノートをとるのが間に合わないときにも動画を止めて書くことができます。
もちろん聞き逃した説明も何度でも聞き直すことができます。
理科は実験動画が説明の間に入っているのでどんな感じかすごくよくわかりました。
(個人的にはへちまの育て方動画で、最初の説明→へちまの育て方動画→再び説明、となったときに先生が散髪して姿が変わっていたのがツボw)
優秀なら先取りで勉強できる
スタディサプリは自分の学年以上の勉強も先取りして勉強することができます。
4年生でも5年生、6年生、できるなら中学生・高校生の授業も受けられますよ。
先取りして勉強したからといって料金も変わりません。
勉強したくてしょうがない子(そんな子いるのかな・・?)は能力に合わせてどんどん学ぶことができます。
逆に、前の学年の内容を復習したい時にも自由にさかのぼって授業を受けられるので苦手なところを復習することもかんたんにできます。
無料体験がしやすく、解約もできる
スタディサプリでは14日間の無料体験ができます。
キャンペーン期間によっては30日間無料など、長めに日数が設定されていることもあります。
無料期間内に解約すれば費用は一切かかりません。
学びたい授業の動画やテキストの中身を確認してから、継続するかどうか判断できます。
ぼくはこの内容なら小学生で学ぶ基礎的な内容をかなりカバーしてくれるなと感じたので入会することにしました。
ひとまず無料体験で中身を見てみるのが雰囲気を把握するのにいいですよ。
スタディサプリのデメリット
いいところばかりを書いてきましたが、スタディサプリにもデメリットはあります。
タブレットやPCは自分で用意
スタディサプリを利用するためのタブレットなどの端末は自分で用意しないといけません。
タブレットかスマホ、パソコン等を持っていなければ初期投資が必要になります。
動画の黒板の文字を読んだり、テキストも画面上に表示する場合は画面サイズは大きい方がいいですね。
▼iPad Air2(9.7インチディスプレイ)だとこんな感じです。
動画を大きめに表示するとテキストはちょっと文字が小さくなりますね。
▼映像とテキストの画面割合は指で動かすことができます。
動画を小さくすることでテキストも読めるようになりますが、つぎは動画内の黒板の文字が見えづらくなります。
▼少なくとも10インチ以上の画面サイズはあったほうがいいと思いました。
▼13インチmacbookproだとこんな感じです。
13インチMacbookproの画面サイズぐらいの大きさがあれば、動画とテキストのPDFを両方表示してもストレスがなく見えるという状態ですね。
モチベーションの維持は親のサポートが必要
こどもの性格にもよりますが、小学5年生ぐらいでは自分で計画を立てて継続するのは難しいかもしれません。
軌道にのるまでは横で一緒に監督しながら勉強するのがいいかもしれませんね。
テキストを印刷したり、学習のスケジュールは親子で一緒にたてるほうがいいですね。
たくさん問題を解くような勉強は別に必要
スタディサプリは「動画で見れる参考書に問題がついたもの」って感じです。
ドリルや問題をたくさん解くようなトレーニングは別に必要かと思います。
▼各単元の動画のあとに問題がありますが、数はちょっと少ないかも。
動画を見て解説や内容を理解するための時間が多くとれるのはいいですが、よりレベルの高い学習をするならたくさんの問題を解く→答え合わせという時間を別にとった方がいいと思います。
ただ、その前に学校の授業で扱う基礎的な内容の理解は必須なので、先にスタディアプリで全体を網羅、その後ハイレベルという使い方がいいのかもしれませんね。
質問ができない
スタディサプリは動画解説とテキストを使っての勉強になるので、こちらから質問をすることができません。
とはいえ、小学生の問題ぐらいなら親でも答えられるし、インターネットで調べるとすぐ解答も見つかるので問題はないかなという感じです。
スタディサプリ小学生講座まとめ
学校のペースについていけない子も、もの足りない子も、どちらにも対応しているスタディサプリはいい教材だと思います。
ふつうに内容はめっちゃ楽しいよ。
塾や公文に比べて授業料も大幅に安く、教材等もうまく利用すれば無料で使えるので塾に行くかどうか迷っているなら試しに利用してみてもいいのではないでしょうか。
気軽に試せる金額というのは本当にありがたいです。
しかも塾だと辞める時に先生や他の生徒との関係によっては気を使う必要があったりしますもんね。
辞める時にもオンラインでスパッと解約できるので、学習教材のひとつとして試してみる価値は高いと思いますよ。
動画が普通に楽しくて遊んでる感じ!
特に理科の冨山先生が好き!
学校の授業より短い時間だけど、内容がおもしろいから動画をもっと見たい!