スーパー銭湯や温泉など、新しくてきれいな温泉施設がたくさんありますが、たまにはこんな味のある銭湯もいいものです。
昭和レトロデザインの好きな人にはオススメしたい、観音寺の「リフレッシュ共楽湯」を紹介!
リフレッシュ共楽湯
細い路地を入るので場所がわかりにくいと思います。
▼「観音寺中州郵便局」を目指していくとその道の向かい側にあります。
入り口ののれんをくぐって中に入りましょう。
▼牛乳石鹸ののれん、これぞ銭湯というたたずまいですね。
リフレッシュ共楽湯の入浴料金
- 大人360円(12才以上)
- 中人150円(6才〜12才未満)
- 小人60円(6才未満)
10枚の回数券を買うと2700円です。
回数券って10倍の値段で11回入れる仕組みのお店が多いですが、ここは大幅にお得になりますね。
リフレッシュ共楽湯の中は昭和デザインで溢れています。
▼靴のロッカーは木札形式。
▼最近はこんなマッサージチェアも減ってしまいましたね。
▼美容と健康にローリング健康法。2回から3回が理回数??
▼木の冊子に磨りガラス
今では少なくなった昭和の良デザインがあふれていて、その時代のものだけで構成されているから非常に空間の統一感がとれています。
なんと!?リフレッシュ共楽湯は寛永通宝が使えます。
これ観音寺では常識なの??
観音寺には銭形平次のオープニングにでてくることで有名な大きな寛永通宝の砂絵があります。
▼400年近く前の通過、寛永通宝が現代でも使用できるとは・・・。
聞いて見ると、寛永通宝一文あたり30円の価値があって加盟店では今でも買い物ができるそう!
家に寛永通宝がある人はぜひ使ってみましょう!
リフレッシュ共楽湯はテルマエロマエの世界。
▼入浴心得。
中の写真はさすがに撮れませんが、もうね、テルマエ・ロマエの世界。
もちろんろん平たい顔族がいる方の。
▼映画にもなりましたがこれも読むべき漫画の1つですね!
床に据え付けの木の椅子と、壁に直づけのカランやシャワー。
根本のレバーをひねると、シャンプーがなかなか流れない非常にマイルドなシャワーがでて、そうかと思うと時々思い出したようにお湯が熱くなったり元気になったりします。
洗面器はもちろんケロリン!
普通のサウナもありますし、水蒸気が充満したスチームサウナもあります。
他にも、水風呂や超音波風呂というジャグジーもあるのですが、その中に激ヤバな風呂が1つあったのです。
リフレッシュ共楽湯の電気風呂はやばい。
電気風呂がある銭湯はいろいろありますが、ここのはマジでヤバイ。
2度言います。
マジでヤバイ。
普通の電気風呂は、浴槽に入るための段差の場所なんかは電気が弱くて、電極付近に近づくとだんだんビリビリ〜っとする感じですよね?
ぼくもはじめはそう思ってました。
一緒に行ってた人に「手をつけてごらんよ〜。」と言われて、おそるおそる手のひらをいれてみると・・・・
へんも「でゅえいっ!!」
・・・もうなんかね、思ってる強さじゃないやつ。
共楽湯の電気風呂は手をつけるだけで、感電したかと思うぐらい強い電気がきます。
まじシビれる。
しかも電気風呂で薬湯というコンビ技。
昭和の「調節」とか「加減」って言葉を知らない、パワーでなんとかするあの感じ。あれです。
しかしぼくが手をつけただけで無理無理ィィィ!ってなってる横で、共楽湯のベテランだと思われる年配の方は、中で普通に動いてストレッチなんかしてるし。
あの人たち、生まれた時から家庭の事情で電気を浴びていたに違いない・・・。
(出典:amazon)
あのおじいさんたち、多分デンキウナギも素手で捕まえられるはず。
そんなレベルの電気風呂、ぜひ一度体験してみてほしいです。
瓶の牛乳やコーヒー牛乳も完備
▼銭湯の風呂上がりはやっぱこれ、ビンのコーヒー牛乳。
アフター銭湯にあって欲しいこういう飲み物もちゃんと完備されておりまして、古き時代の昭和の銭湯の雰囲気が残っております。
あ、コーヒー牛乳は古くないですよ!
リフレッシュ共楽湯まとめ
地元の人が通う昔ながらの銭湯で、お湯の温度はちょっと高め。
備え付けのシャンプーや石けんはありませんので、タオル等含めてお風呂セットを持っていってくださいね。
▼空間のデザインに統一感があるので、何十年か前の日本にタイムスリップしたかのような体験ができる銭湯です。
観音寺のお風呂といえば琴弾回廊が有名ですが、そういう大きなスーパー銭湯とはまた違った味わいのレトロな銭湯でございました。
お店の情報
リフレッシュ共楽湯
住所:香川県観音寺市観音寺町甲2926google mapで開く
電話:0875-25-4695
営業時間:14:30~24:00
定休日:月曜日