こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
ブログを書き始めてから、いろんな方の協力を頂きお寺でやろうと思うイベントがどんどん形になっていっております。
そんな中、勉強関連のイベントで買った方がいいなと思っていたのがプロジェクターとスクリーン。
大勢で情報を共有するためには必須ですね。
まずは購入した100インチのスクリーンSMS-100HM-P1からレビューをします。
セミナー場所や会議室を作る予定の方は参考にどうぞ。
自立型フロアスクリーンSMS-100HM-P1を購入。
スクリーンの購入を考える時にまず気になるのがサイズ。
うちの本堂は外陣の広さが48畳あり、廊下もあわせてマックス150人ぐらい入れます。
- 常設ではなく移動、撤去ができる。
- 法話の時に板書代わりに使いたい。
- PC・iPadなどから写真・動画を表示したい。
このような目的からオーエスプラスのSMS-100HM-P1という100インチのパンタグラフ方式のスクリーンを購入しました。
SMS-100HM-P1[100インチ]概要
100インチともなると非常に大きいですね。
このシリーズ、60・80・92・100インチと展開されていますが100インチが一番大きいスクリーンになります。
▼横幅が2407mm
▼高さが最大2445mmです。171cmの人が立つとサイズ感はこんな感じです。
▼本堂に設置してみました。大画面万歳。
横に黒板を並べてみると大きさの差がよくわかりますね。
▼これなら資料を写したり、iPadに手書き入力して板書代わりに使うのも視認性が高そうです。
SMS-100HM-P1の設置方法。
SMS-100HM-P1はパンタグラフ方式と呼ばれるスクリーンで、ケースの上蓋をあければそのまま引き出すだけで使う事ができます。
▼ケース外観
▼足は底の部分についており、回転させて引き出します。
▼これを2カ所引き出すとこんな感じで足ができます。
▼ロック部分が2カ所あり、これをはずして蓋を開けます。重量があって安定しているので足を出すのを忘れそうになるのですが、蓋を開ける前に足をちゃんとだしておきましょう。
▼上蓋を開けると中心に取手がついています。
▼あとはこれを引っ張りあげるだけです。
手をはなすとその高さでとまります。
▼使用用途によって、あまり高さが必要ではない時にも好きな高さに設置できるので便利ですね。
さて、裏側を見てみましょう。
▼うしろにマリオのジャンプ台みたいなのがついていてこれが伸び縮みしてスクリーンを支えています。これがパンタグラフ方式です。
▼高さをあげると
▼びよ〜ん。で、でかい・・・。
一番下にガスシリンダーがついているので伸ばすときも収納する時もゆっくり動きます。
支えられながら昇降するので安全ですね。
オフィスチェアの高さを変える時にプシューッって動く、あんな感じの動作感です。
▼これのおかげで、突然縮んでスクリーンが破ける・・・みたいな事故はなさそうです。
▼写真で表現するのは難しいですが、スクリーンの表面の質感も載せておきます。
SMS-100HM-P1を選んだ理由。
スクリーンを探す時に80インチにするか、100インチにするか迷いましたが、結局大画面は正義ということで100インチ16:9のモデルを買いました。
80インチのスクリーンは選択肢も多く、また値段も18000円〜35000円程度でいろいろ選べますが100インチになったとたん値段がぐっと上がるんですね。
100インチの同じようなモデルの相場は50000円〜110000円程度。
その中でもSMS-100HM-P1は値段が安く50000円をきる値段設定だったのも購入の決め手でした。
他のモデルの比べて、ものの作りとか設置の簡単さも悪くないのですが、ただ一点デメリットをあげるとすれば・・・
ちょっと重い。
ということ。
同規格のキクチのGFP-100HDW
エリートスクリーンのF100NWH
F100NWHの重量は9.1kg前後なのに対して、このSMS-100HM-P1は17.4kg。
価格差が15000円ぐらいで、8kgの重量の差をどうとらえるか、ですね。
持ち運ぶ機会が多い人は軽いF100NWHを選んだ方がいいかもしれません。
うちの使用用途だと本堂内で場所を移動させるぐらいで、そんなに頻繁に外に持って行くことはないと考え重くても安い方を選んだということです。
設置に関しては重量以外はまったく問題ありません。
むしろどっしりしているのでスクリーン自体の安定度は高いように思います。
室内でも風がある場所だと安定度に差がでるかもしれませんね。
▼非常に安定しています。
これから会議室やセミナールームにプロジェクターの導入を検討している方の参考にしてみてくださいね。