【ぴーひょろ続編】謎が解けたかっ!?ぴーひょろの語源!!

今日の記事を読む前に、まずこの記事を読んでから読み進めてくださいね。

結婚して衝撃を受けたこと。言葉がわからん!!

2017.01.29

この記事でちょっとしたバズを引き起こした妻の謎の言葉「ぴーひょろ」。

facebookの方でこの「ぴーひょろ」についていろんな方がコメントをくださり、なんかいろいろとデータが集まると言葉の正体がわかってきたような気がします。

集まったコメントからの推論であり、各地で実地調査を行ったわけではないのであくまで2017年2月現時点での報告ということでまとめさせていただきます。

柑橘類の薄皮をむいた状態を「鳥」に見立てる風習があるらしい

はじめはぴーひょろってなんやそれ!

どこの田舎の言葉やっ(笑

ぷぷぷっ(笑

(写真出典amazonより)

な〜んて軽く小馬鹿にしてたら、コメントを頂いた皆さんの思い出話から、文化人類学的な方向へと舵を切っていくことになったのであります。

facebookで頂いたコメントの中には

柑橘の薄皮剥く事は、我家はトンビにする。でした。

とか

そういえば、幼いころ、母がとっとさんしてあげるといってミカンの皮剝いてくれてたこと思い出しました。とっとさんして~と母にねだっていた記憶もなんとなく。

ミカンの薄皮を剥いて食べやすいように広げた形が、とりのくちばしみたいやけんとかなんとか言ってたような記憶がなんとなくあります。

なんてコメントも。

つまりこの薄皮を向いた状態は鳥が羽を広げたような状態に見えたり、くちばしの形に見えたりするということで「鳥」に見立てて表現する文化が各地にあったということですね。

鳥の名前から鳴き声へと変化

そこででてきたのがこのコメント。

可愛く 私は 『ぴーひょろろ』 だったーー 祖母が私が 小さい時に 八朔を剥いてくれた時に 言ってたー

「ぴーひょろ」じゃなくて「ぴーひょろろ」もあるのか〜と思っていた矢先!

ちなみに「トンビ」で「ピーヒョロ」の謎が解けました。♬トンビがくるりと輪をかいた♪(=ピヒョロロ)でしょう・・・(笑)。

なるほどっ!!

トンビ→ぴーひょろろ(鳴き声)→ぴーひょろっ!!(変化)

うお〜〜!「ぴーひょろ」奥深けぇ〜〜〜〜!!!

▼ぴーひょろ〜〜〜っ!!!!

「ぴーひょろ」だけでは何が語源になってるのかさっぱりわからなかったのですが、「ぴーひょろろ」が入ることで一気に話がつながりました。

<追記>

英語びよりのライタータカコさんからの報告では、和歌山の田辺という場所でも「トンビ」と言っていたそうです!

そして「ぴーひょろ」とは違うルートをたどった言葉も。

淡路島のじぃちゃん婆ちゃんが、ミカンの内側の薄皮をむくことを「カァカァする」といつも言っているな。

トンビからの変化だけじゃなく、カラスからの変化バージョンの言葉もあるんですね!

これで「カラスにするって言ってた」って地域がでてきたら完璧なんですけど。

誰かいないかな?

「ぴーひょろ」を上回る謎の言葉

こんな感じで「鳥→鳴き声」という新発見に喜んでおったわけですが、他にも「ぴーひょろ」についてネット上に何か情報がないかと思って調べてみたら、衝撃的な言葉を発見しました。

なんでも上には上がいるもんですね。

というか「ぴーひょろ」だけでも最初は意味不明で衝撃的だったんですよ。

そのインパクトがかすんでしまうようなやつ。

もうね、まったく手がかりすらない。

というか日本語なのかどうかもわからないその響き。

ぴーひょろを上回る謎の言葉。

それは・・・

きゃっきょろっきょ

へんも
わけわからんわ〜〜〜っっ!!

このブログの「ぴーひょろ」の文脈だから理解できるけど、普通の会話で「この甘平をきゃっきょろっきょして♪」

なんて言われたら絶対わからん!

実はこの「きゃっきょろっきょ」、探偵ナイトスクープで放送されたネタなんだそう。

キャッキョロッキョとは、ハッサクの皮をむき、実の薄皮の上の方だけ取って、開いた状態のことで、その状態がニワトリのトサカに似ているので、鳴き声から、呼び名がついたらしく、人によっては、「コケロッコ」と言うそうだ。

一般的なハッサクの食べ方だった…. (出典:ニュースな一日

まさしく「ぴーひょろ」やんけ!

しかし「きゃっきょろっきょ」にしても、「こけろっこ」にしても個性強すぎ。

「ぴーひょろ」まとめ

この柑橘類の薄皮をむいた状態の名称が変化していく現象は非常に興味深いものがありますね。

「きゃっきょろっきょ」という地域は宮崎県の綾町というところだそうです。

香川と淡路島は文化圏が多少近いとしても、九州でも同じような言葉の変化をたどるってのはおもしろいですね。

日本人には柑橘類の薄皮をむいた状態を鳥に見立て、なぜかその呼び名に「鳴き声」を採用したくなる共通の感覚があるのでしょうか?

あとから聞いたら何のことかさっぱりわからん言葉ができあがるというところまで似ているのは非常におもしろい現象ですね。

ぴーひょろ(笑

何やそれ(笑

みたいなところからはじまったのに、思いのほか奥深いところまで進んでしまいました。

いや〜すごいぜ、ぴーひょろ。

また何か発見や他地域の情報などが入手できたら追記したいと思います。

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

真面目なお寺の仕事からステージでのパフォーマンスまで、幅広い活動を通して学んだことをわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

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