こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
甘平って柑橘をご存じでしょうか?
いや〜ぼくも知らなかった品種で、初めて食べさせてもらった時には衝撃をうけました。
正直、めっちゃうまいんですよ。
今まで数々の柑橘類を食べてきましたが、自分の中のみかんカテゴリーの第1位。
まだまだ有名じゃなくて広くは知られてないけど、ぜひ一度食べてみて欲しい一品「甘平」を紹介致します!
タップできる目次
甘平(かんぺい)とは
「甘平(かんぺい)」は「西之香(にしのかおり)」と「ポンカン」を掛け合わせてできた2007年に品種登録されたばかりのまだまだ新しい品種。
▼甘平は愛媛県だけでしか栽培されておらず、生産量も少ないため全国的にはまだまだ知名度が低いと思われます。
▼「甘平」と書いて「かんぺい」と読みます。
▼見た目は何の変哲もないんですが、こいつが秘めた実力がヤバイんですよ!
甘平の食べられる時期
甘平は1月の下旬頃から2月の下旬頃までがシーズン。
今まで食べた感じだと、2月の後半になると若干パスパス感がでてくるので1月末から2月頭の時期に食べるのがオススメです!
甘平の3つの特徴
1.甘平は外皮が薄く向きやすい
サイズは普通のミカンよりふたまわりぐらい大きいです。(写真ではちょっと差が少ないですが、手に持ったらまあまあ大きなサイズです。)
▼左が甘平、右がよくある普通のみかん。
この甘平、大きめのオレンジぐらいのサイズがあるのですが、外側の皮がとにかく薄いのです。
ネーブルやグレープフルーツなんかは素手では外皮をむきにくいですよね。
▼この甘平は簡単に皮をむくことができ、食べるときの手間が非常に少ないのです。
包丁で輪切りにカットしたところです。
▼むちゃくちゃジューシーな果肉が実のぎりぎりのところまで詰まってます。
2.甘平は薄皮がむちゃくちゃ薄い!
外皮をむいで実をわける瞬間です。
▼実を引きはがすときに破けてしまうくらい中の白い皮が薄く、種もほとんどありません。
「いよかん」とか「はっさく」などはこの薄皮をむいて食べないと口に残りますよね。
▼この「甘平」は薄皮の存在をほとんど感じさせず、そのままぱくぱく食べられます。
3.甘平は果肉の粒がでかい!そして果汁がつまってぷるんぷるん!
どうですか、このぷるんぷるん感!!
▼果肉の粒だちが大きくて、なおかつ果汁が詰まっていてハリがあります。
▼さくさくっとした食感と、一口かんだときに果汁があふれる、2つの矛盾した食感が両立されているのです!!
▼そして種もないから、めちゃくちゃ食べやすい!
▼この「なんや、ふつうのみかんやん。」っていう見た目なのに、皮をむくときに「剥きやすいッ!なんだこれは〜!」ってなって、食べて「なんじゃこりゃ〜むちゃくちゃうまいやんけ〜〜っ!!」ってなるギャップがたまらんのです。
甘平まとめ
本当に初めて甘平を食べたときは衝撃を受けました。
おいしくても食べるのに手間がかかる果物は敬遠する人も多いですよね。
甘平(かんぺい)は皮もむきやすくとても食べやすいのです。
そして「はっさく的さくさく感」と「ネーブルやデコポン的な甘みとジューシー感」を兼ね備えていてめちゃくちゃうまいんですわ。
愛媛県、ほんとどえらいものを開発してしまいましたね・・・。
ほんともっと生産量が増えて、安く出回るようになってくれたらなぁと切に願います。
シーズンの時には1回はなんとかして食べたい、これぞという一品。
これを贈答に使ってたら「この人良い物を知ってるなぁ〜。」と思われること請け合い。
自分用に買うときは「訳あり品(見た目にキズあり)」を買いますが、味はなにも問題ありません。
贈り物には贈答用の綺麗なものを、自分用は訳あり品で試してみてはいかがですか?
2月末など時期が遅くなると水分が抜けてちょっとパスパスしてくるので早めに注文するのがいいですよ!