こんにちは、良いもの紹介ブロガーのへんもです。
ついに伊東屋のレザーデスクマットをわが書斎にお迎えしてしまいました。
本記事では伊東屋オリジナルレザーデスクマットMサイズのレビューをしています。
しかし、その前にまずはこのまま私のデスクマット遍歴を読んでいただくと、無駄な買い物や回り道をしなくて良いと思います。
すぐにレビューだけが読みたい方はここをタップしてレビューまでワープしてください。
タップできる目次
伊東屋レザーデスクマットとの出会い
私の書斎は天然木を加工して作った自作のデスクを使っているので、天板表面には微妙に穴があいている場所があります。
紙に筆記するときに不便なので、何かしらのデスクマットは必要な状態でした。
そんな時に、京都の伊勢丹でこの伊東屋のレザーデスクマットが店頭展示されているのを目にしたのです。
初めて見たときから、
「やばい・・これはかっこいい・・・!」
と一目惚れ。
ちょうどデスクまわりの環境を整えていたので、買おうかどうしようか、めっちゃ迷いながら店の前をうろうろ。
何度もマットの手触りを確かめたり、マットの上に紙を置いて試し書きをさせてもらったりしました。
「これは理想のデスクマットに出会ってしまったかも…!」
と、そのときにも思ったのですが、Lサイズの価格は約1万円。
長時間仕事をするデスクを気持ち良くテンションのあがる状態にしたいという思いはありましたが…
言うなればただのマットに1万円はちょっと厳しい…!
と思って、泣く泣く諦めて買わずに帰ったのです。
デスクマット購入遍歴
300円のレザー風マットを試してみた
そこで、まずは安いもので試してみるかと100円ショップのレザー風デスクマット(300円)を購入。
レザー風のデザインではあるものの、PVC(ポリ塩化ビニル)でできたマットはやはりレザーとは違います。
何かペタつくというか、手触りがいまいちでPC作業中も気持ちよくありません。
マットの縁に手が当たるとガザガザするし、すぐに使用をやめてしまいました。
1,800円のコルクマットを試してみた
続いて試してみたのがAmazonで購入したコルク製のデスクマット。
価格は1,800円程度で手頃なものの、色味がナチュラルなのと微妙なフニャッと感が多少気になります。
とはいえ1年以上使っていて、そんなに悪いものではなかったです。
ただ、コルク製で表面が柔らかいので紙にボールペンで文字を書く時はちょっと抵抗が強めで書きにくいかも。
伊東屋レザーデスクマットを試してみた
そして、今回伊東屋のレザーデスクマットを購入して使い比べると、トラックパッドを使うときに手に触れる感触の差に驚きました。
「表面の滑らかさと、気持ちよさと、高級感が全然ちっがーうっ!」
やはり早く買っておけばよかった・・・!
特に毎日手に触れ、作業の快適さに関わるものは良いものを使うべきと改めて思い返すことになったのでした。
ということで、そろそろ伊東屋のレザーデスクマットのレビューをしていきます。
伊東屋レザーデスクマットレビュー
銀座にある歴史ある文房具屋「伊東屋」が手掛けるデスクマットです。
端切れのレザーを再加工したリサイクルレザーを使っているため、革製品の高級感や手触りを再現しつつ、それなりの価格に抑えています。
本革のデスクマットは5万円ぐらいするので、それよりはお手頃価格ということですね。
サイズは以下の3種類。
ワイドサイズ | W820xH370xD2.2mm |
Lサイズ | W650xH450xD2.2mm |
Mサイズ | W600xH320xD2.2mm |
マウスやトラックパッド周りだけマットがあれば良い、という方はデスクマットと同じリサイクルレザーを使ったマウスパッドもありますよ。
伊東屋レザーデスクマットのMサイズを購入
私はMサイズ(幅60cmx奥行き32cm)を購入しました。
伊東屋レザーデスクマットはフラットな状態で届きます。
配送されたダンボールはこの状態。
マット状の商品は巻物のようにくるくる巻いて配送されることも多いですが、巻きグセがついてないのがありがたいですね。
外装のダンボールを剥がすと、中には大きな封筒のパッケージが入っていました。
レトロな雰囲気の紐巻き封筒の中に2枚の厚紙が入っていて、その間にレザーデスクマットが挟まれています。
封筒から取り出して最初の感想は、「あ、革の香りがする・・・!」でした。
床に置いてみると、こんな感じです。
変な波打ちやシワもなく、均質でペターンとしています。
巻きグセ・折りグセをとるような作業が必要ありません。
手で持ち上げてもクニャっとは曲がらず、コシがあって安定感があります。
表面の手触りは変なベタつき感もなくさらっさら。
とてもなめらかでスムーズなさわり心地です。
縁は切りっぱなしになっているので、すっきりとシンプルなデザイン。
エッジもなめらかに処理されていて、手や手首があたっても痛くありません。
型押しでロゴが入った裏面はヌバック加工になっていて、机の上でもマット自体が滑りにくくなっています。
伊東屋レザーデスクマットを机においてみた
どうですか…この高級感。
余計な装飾が一切なく、これ以上そぎ落とせないシンプルなデザインがすばらしいですね。
このデザインを活かすために机の上をきれいに保ちたくなります。
その結果、作業中も集中を妨げられなくて良い感じです。
紙に文字を書いてみた
Mサイズでも、A4の紙を縦方向において使うだけの奥行きがあります。
万年筆での筆記も書き味柔らかく良い感じ。
ボールペンも問題なし。ただ、強い筆圧で書くとマットにキズが入りそうでちょっと心配です。
ホテルの受付で名前を書く時のような、あの感じです。
キーボードとトラックパッドを置いてみた
普段はMacbookProに外付けのキーボード(HHKB)や外部ディスプレイ(LG32UN880-B)をつないで作業しています。
レザーデスクマットに配置してみるとこんな感じです。
めっちゃ仕事できそう感!
マットの表面がサラサラなので、キーボードが滑るかと少し心配しましたが、まったく問題なし。
そして、このマットの良さを感じるのはトラックパッドを使った時。
掌がマットに触れる時のサラサラとした滑らかさがたまりません。
以前使っていたコルク製マットは摩擦が強く、今思えば手の動きが制限されていたことに気がつきました。
これで気分も生産性もアガるはず!
伊東屋レザーデスクマットの気になるところ
基本的にすべてに満足していますが、もしかしたら気になる人もいるかもしれないので少しデメリットを紹介しておきます。
- 革の香りがする
- ホコリが目立つ
革の香りがする
強くはありませんが、最初は少し革特有の香りがします。
普通に使っていて気になったことはありませんが、香りは好みがあるので心配な方は現物を確認してください。
よっぽど敏感な方でなければ、まったく問題にならないレベルです。
ホコリが目立つ
真っ黒のマットなので、ホコリは少し目立ちやすいです。
ただ、表面はサラサラでこびりつくような感じではないので、サッと払うだけでOK。
うちではエアダスターでシュッと飛ばすか、レデッカーのハンドブラシでササッとホコリを飛ばして終わりです。
伊東屋レザーデスクマットまとめ
とにかくかっこいい書斎でテンション上げて作業したい!という方にはオススメの一品。
ただのマットと言われてしまえばまったくもってその通りなのですが、高級感と手触り、気持ち良い素材感のマットは他に見つけられませんでした。
冒頭に紹介したように遠回りしたからこそ、このレザーデスクマットの上質さがよくわかります。
気持ちよく仕事をするために、自分の手に触れる道具は気持ち良いものを使うことが大事だと改めて感じました。