飯野山に登ろう第2弾!こどもと一緒に飯山側の登山口から登ってみたよ。

讃岐富士とも呼ばれる標高422mのかわいらしい山、飯野山。

手軽に登山を楽しめる山としても人気です。

前回はもっともポピュラーな山の西側・飯野町(いいのちょう)側の登山道から登りましたが、今回は山の東側・飯山町(はんざんちょう)の登山口から登ってみることにしました。

行ってみて思ったんですが、先に結論をいうと前に記事に書いた飯野町側登山道がオススメです(泣

飯野山に登ろう【飯山町登山道編】

所要時間

子連れでのぼり50分、下り40分。

場所

飯山町の登山口はさぬきうどんのよしやさんが近くにあり、よしやさんから車で4分程度のところにあります。

飯山町登山口の駐車場は20台程度車を駐めることができます。

▼自動販売機もあるので、飲み物を買い忘れた方はここで買っていきましょう。

▼簡素ながらトイレもありますが、行ったときは紙がなかったので、近くのお店などでトイレを済ませてから行く方がいいかもしれません。

▼地図で見る限り、ぐるぐるなだらかに登る飯野町登山口に比べて一直線にあがっていく感じですね。

▼では出発!!

飯野山の飯山町側登山ルートは苦行かっ!?

のぼりはじめてすぐに飯野山の全景が見えるポイントがあります。

飯野山も見る角度によって景色が違っていて、こちら側からはかわいらしい感じに見えますね。

▼飯山町側から見るとなだらかに見えてたんですよ、登る前は。

さてさて、はじめて飯山町側から登ったのですが、こっちのルートは初めて登る方にはあまりオススメではないですね。

ここからしばらくその理由が続きます。

写真もたくさんありますよ。

では見ていただきましょう。

▼一直線に伸びる階段!そして急な傾斜!

▼先に進んで本格的に山に入ると階段。

▼そしてカーブを曲がると階段。

▼先へ進むと階段。

▼どこまでも階段。

▼景色変わらず階段。

▼ちょっと方向変わったけど、やはり階段。

もうね、ずっと階段なんですよ。

▼さらに行っても階段。

▼分け入っても分け入っても階段。

▼休憩所も階段の途中に。

▼休憩が終わっても階段。

▼途中ナンバーがふってある階段があったので、これが五合目?なんて思ったけど違うみたい。(お気に入りのBirkenstockの靴)

▼何か案内板とカーブが見えたっ!と思ったら・・・

▼その先も階段。1800mの行程のうち、約半分のここまでずっと階段。

▼そして半分を超えたカーブを抜けると、そこは階段だった・・・。

▼そして階段に次ぐ階段を抜けると、「7」の杭を見つけました。結構登ったから7合目?なんて思いつつ先へ進みます。

この「7」の杭のあたりは細かくジグザグに階段が続きます。

▼角を曲がったらまた同じスタートに戻るという無限ループにはまったかと思うような繰り返しの景色。全部階段です。

階段ばっかりで全然面白く無かった登山道ですが、あまりに続くので逆に楽しくなってくるのがこのころ。

そして、しばらく登ってきたからと後ろ振り返ってみると・・・・

▼景色見えへんのか〜い!!こちらの飯山口から登るルートは、道中景色を楽しめる場所が全然ありません。

▼そして引き続き階段をのぼります。

▼そして階段をのぼり、

▼階段をのぼります。やはり振り返っても景色は見えません。 

▼途中杭にふられたナンバーもいよいよ「9」

▼そして「10」も発見!!・・・・なんですけど、特にこれは何合目ってのを表しているのではないということが途中でわかります。

「10」を見つけたけどめちゃくちゃ道の途中。

▼そしてあまりにも階段ばかりなので、だんだん嫌になってきます。

杭のナンバーの意味不明さに気持ちをおられつつ、ひたすら景色も楽しまずに階段をのぼり続けて、40分。

▼ようやく別の登山道との合流地点が見えました。 

▼ここでようやく8合目なんですね。途中にあった杭のナンバーは一体なんだったんだ・・・。

▼この8合目が飯野町側の登山道との合流地点になります。

このあたりでようやく少し景色が見える場所がありました。

▼しかし木に囲まれているので見通しは悪く、飯野町登山道側の途中にある開けた景色には負けますね。

ね?

こんな感じなので、せっかくの自然の中にいるのに人工物をずっと登ってるような気になって、あまりおもしろいルートじゃないなぁというのが個人の感想です。

飯野山の8合目以降は2通りの道があります。

8合目以降は2通りの道があります。

▼山頂までもう少しですので好きな方を選びましょう。

距離410mのちょっと遠回りコース。

1つ目は距離が410mと少し遠回りですが、なだらかな道で歩きやすいコース。

▼さっきまでの階段と大違い!!

▼坂出方面を見渡せる景色のいい場所もあります。

210mでちょっと急な道コース

距離は短くなりますが、少しだけ急傾斜で森の中を歩くようなコースもあります。

▼こちらの方が探検感があって子供達は好きなようです。

飯野山山頂にて

山頂の展望台は木が生い茂っているので、あまり全方向に景色が綺麗に見えるという感じではありません。

▼今回飯山町側から登ってみて思いましたが、飯野町側の登山道の途中がやはり一番景色が綺麗だと思います。

展望台のすぐ後ろには「おじょも伝説」のおじょもの足跡があります。

おじょもというのは伝説の大男のこと。

でいだらぼっちともいいますね。

おじょもの足跡の前に壊れた靴が落ちてて、これもおじょもの足跡かと確認する娘。

▼それは靴だ。

下山の時は分岐に注意!

山頂から降りるとき、8合目で分岐を通り過ぎないように気をつけてください。

▼勢いよく道なりに下っていくと飯野町の方へ降りてしまいます。左の階段道へおりましょう。

下山の時もまったく景色は見えません。

▼そして、景色も楽しまないまま長い階段を降りきって、最初の登り口のところが一番景色がきれいという・・・。

飯野山登山、飯山町登山道まとめ

もうとにかく階段を上がり続ける登山道です。

坂道と違って段差ごとに足を上げるため疲労度が大きく、また下山の時も段差を降りていくので足に不調のある方はこのルートはあまりオススメではありませんね。

かくいうぼくも山を下りた後、足が疲労でワナワナしていました。

景色もあまり良くないので、楽しみながら登るというにはちょっといまいちなルートかも。

ただ通っている人も少ないですし、黙々とトレーニングしたいという方にはうってつけです。

初めて飯野山に登ってみるってかたは飯野町側の登山道から上がったほうが、道もおもしろいし景色もいいのでオススメです。

山には軽いアウターを1枚余分に持っておこう。

今年買って良かったのがこのモンベルのウインドブラストパーカー。

パタゴニアやホグロフスなどのブランドに比べてかなり安く手に入ります。

めちゃくちゃ軽くて動きやす防風性・撥水性があって1枚羽織ると手触りや見た目以上にかなり暖かいです。

寒い時期に外で遊ぶ時の温度調節や、クーラーなどの冷えすぎから体を守るのに最適な1枚。

気温が急に変化する時に1枚あるとすごく快適ですよ。