こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
お寺にいろんな方がこられるようになって、Wi-Fi環境の用意が重要になりました。
お寺に限らず、自営の店舗を構えていて、
「お客さん用のWi-Fiの用意をした方がいいのかなぁ…?」
と考えながらも、難しそうと思って後回しになっている方もおられるのではないでしょうか?
今日は一般的なお寺や個人営業規模の店舗をメッシュWi-Fiを使って簡単にWi-Fi環境を作る方法を紹介しますよ!
タップできる目次
お寺や店舗をWi-Fi化する手順
お寺や店舗の中をW-Fi化させるには手順が2つあります。
- インターネット回線の契約
- Wi-Fiの機器を接続
手順はこれだけです。
それでは見ていきましょう。
1.インターネット回線の契約
すでに自宅用のインターネット回線を契約していて、その回線を利用する方はここはとばしてもらって結構です。
2の「メッシュWi-Fi対応ルータを用意」へ進んでください。
ただ、もしかしたら今ご利用のネット回線よりもお得で速い接続が可能になるかもしれません。
回線の切り替えも検討するならこのままお読みくださいね。
さて、お寺や店舗の無線LANの場合、お客さんが滞在し同時に複数台のデバイスを接続をするという使い方になります。
安定接続のためにもインターネットの固定回線を用意することをおすすめします。
おすすめのインターネット回線の選び方
インターネット回線は業者の数もサービスもとてもややこしいですよね。
なので、わかりやすい結論だけにまとめました。
お使いのスマホを基準に考えるとネット回線はお得に使う事ができます。
docomoのスマホを使っている方
docomoのスマホをお使いの方はGMOとくとくBBのドコモ光を使うのが一番お得です。
戸建ての場合、プロバイダ料金込みで月額5,200円〜程度になります。
スマホと利用者を紐付けることでスマホの利用期間とプランによって割引をうけることができます。
GMOとくとくBBのドコモ光だとiPv6接続対応のルーターのレンタルもあるので高速接続のためにはiPv6接続を選択しましょう。
また、ドコモ光を使う場合はdカードGOLDを同時契約しておくのがポイント。
ドコモの携帯代とドコモ光の利用料金の10%がポイント還元されるので、使わない手はないですね。
auのスマホを使っている方
auのスマホをお使いの方はauひかりが一番お得。
戸建ての場合、プロバイダ料金込みで月額5,100円〜程度になります。
auひかりもiPv6に標準対応しています。
auスマートバリューを適用させることで、使っているスマホの利用料金が2年間毎月2,000円割引になります。
ただ、auひかりは一部地域(大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、滋賀県、兵庫県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県、沖縄県)ではサービスが提供されていません。
その場合はビッグローブ光でもスマホ料金の割引をうけることができますよ。
Softbankのスマホを使っている方
ソフトバンクの方はソフトバンク光の利用が一番お得ですね。
戸建ての場合、プロバイダ料金込みで月額5,200円〜程度になります。
ソフトバンクのスマホとおうち割セットを使って紐付けることで、スマホ代から毎月1,000円の割引が受けられます。
2.メッシュWi-Fiのルーターを用意
今回は自宅兼お寺とか、自宅兼店舗という方を想定して記事を書いています。
この場合、自宅用とお客さん用に2種類のWi-Fi環境を分けて作る方がセキュリティ的にも安全性が高まります。
1.に紹介した方法でインターネット回線を新しく利用した方は無線LANルーターを1個レンタルすることができます。
その回線業者にレンタルしたルーターで作るWi-Fi環境は個人用に使いましょう。
ルーター上で環境を分ける方法もありますが、初心者では設定がややこしく感じることも。
そこで、お客さん用にはまた別のルーターを用意して専用環境を作る方がカンタンです。
お客さん用の多人数同時接続に強くてお買い得なルーターを次に紹介します。
TP-LinkのDeco M5
お客さん用のWi-Fi環境を作るのにオススメなのがメッシュWi-Fi対応のルーター。
iPhoneやMacにめちゃめちゃ詳しいガジェットブログ「アナザーディメンション」を運営するチーさんに教えていただきました。
▼ルーター2個セット
▼より広い空間にはルーター3個セットを。
これをうちのお寺でも導入してみましたところ、結論としては超満足です!
- メッシュWi-Fi対応
- 低価格
- 接続設定が超簡単
- 100台以上同時接続できる
- アンチウイルス機能がついている
- 保護者(管理者)による接続先制限が可能
技術的なことは細かく言うと難しいのでザッと説明しますね。
メッシュWi-Fiというのは2017年ごろから搭載されはじめた新しいWi-Fiの接続の仕方。
途切れず、広い面積をカバーしやすいシステムです。
(出典:Amazon)
子機の数を増やした時にも自動的に複数の子機が連携して、今までよりはやく安定的にネットが使えるという技術・・・らしいです。
ようするに、広い範囲で安定的にはやくつながるということです!(強引)
同時に複数のデバイスを接続する状況にも強いというところがポイントです。
Wi-Fiルーターの接続
Wi-Fiルーターの接続は超簡単。
▼電源とモデムにLANケーブルをさして、スマホでぽちぽちっと設定を行ったら完了です。
TP-Link Deco M5の接続設定はアプリがすごくよくできているんです。
画面案内に沿って設定すれば簡単にできますよ。
家用のWi-Fiは今までMacのTimecapsuleを使っていたのですが、同じインターネット回線なのにDecoは圧倒的に早いスピードで接続します。
インターネットの回線はフレッツ光のipv6を利用中。
▼Timecupselでのダウンロードのスピードがこちら。
▼Deco M5でのダウンロード接続スピード。約8倍の転送量。
上限値は時間帯によって変わりますが転送量には10倍以上の差がでることも。
家のWi-Fiが遅いと感じている方はルーターの性能で速度が落ちている可能性もあるということですね。
このTP-LinkのDeco M5めちゃめちゃおすすめです。
通常のyoutubeや動画ストリーミング、ブログ・SNSの更新レベルの使用にはまったく問題がありません。
子機を増やせばWi-Fi接続できる面積をどんどん増やすことができますしね。
より広い面積をカバーしたくなった時の増設も可能です。
▼スマホのアプリからどの機器がつながっているかも確認できますよ。
Wi-Fiを利用するお客さんにはパスワードをお渡しして使って使ってもらうという形になります。
お寺や店舗をWi-Fi環境にする方法まとめ
多くの方がスマホを利用するようになった時代。
Wi-Fi環境を整えるのは必須といえますよね。
ぼく自身、外で何かPC作業をする時にはWi-Fiが使えるからという理由だけでスターバックスへ入りたくなります。
ほんとはいろんなお店を使いたいんですけど、便利さが優先してしまいますね。
お客さんへのおもてなしとして、早めのWi-Fiの整備は必須です。
Wi-Fiルーターを使う方法はネット回線の利用料はかかるものの初期投資のみで環境が作れるので自営規模の場合はオススメな方法ですね。