こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
生前整理はいつはじめるべきなのでしょうか?
いつかはやらないとなと思いつつ、はじめるきっかけがないとなかなか取り組むのは難しいですよね。
しかし人生の終わりは突然来ますし、それがいつかはわかりません。
できるならこの記事を読んで今すぐ取り組むのが一番です。
・・・とはいってもなかなかそんな気分にはなれませんよね。
で人生の節目となるタイミングではじめてみてはいかがでしょうか?
この記事では生前整理をはじめる時期やタイミングについてまとめました。
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生前整理をはじめる時期やタイミング
今すぐはじめるのが良いと言ってもなかなかすぐにはできませんよね。
まず大事な考え方として、生前整理は死の準備ではなく今を生きるためにモノや情報を整理整頓することです。
本人にとっても家族にとっても人生の充実度を高めるために大切なポジティブな活動ととらえましょう。
モノと情報の整理をして自分の管理できる量にすることで、人生のコントロール感を持って生きられるようになります。
何かはじめるきっかけが欲しいなら、人生の転機となるタイミングにはじめてみてはいかがでしょうか?
こどもがうまれた時
こどもがうまれて家族構成が変わった時は人生設計を考えるいいきっかけとなります。
遠い未来には相続という問題がありますし、早いうちから整理の習慣をつけることで今の生活の効率がアップします。
生前整理といっても20代・30代にとってみればまだまだ先のことと感じられるかもしれません。
しかし、頭の片隅にでもイメージをおいて人生設計をする方が地に足のついた計画になるのではないでしょうか。
こどもが学生を終えた時
こどもが学生生活を終えて就職し、独り立ちしたら親としての役目も一区切り。
こどもとの関係性が変わることでライフスタイルの見直しができるタイミングですね。
年齢的にも人生の中盤を過ぎているので、後の人生をどのように過ごしていくか考えるよいきっかけとなります。
定年退職を迎えた時
長年勤めた会社を退職した時は大きく生活が変わるタイミングです。
仕事をしていた時と生活スタイルが大きく変わります。
会社勤めをしていた方は突然やることがなくなって時間を持て余してしまう方もおられるようです。
人生の終わりを見据えながら第2の人生の歩み方を考えるには絶好のタイミングかもしれません。
配偶者が亡くなった時
身近な人の死を目の当たりにすることで、自分の人生について深く見つめなおすきっかけとなります。
配偶者が亡くなり、相続にあたって困ったことや手間がかかったことをこどもたちにはさせたくないと考える方も多いですね。
亡くなってからでは残ったものは相続財産を把握するだけでもかなりの労力がかかります。
財産目録を作るなどご自身がわかることをきちんと書面で残すようにしましょう。
70歳・80歳になった時
平均寿命と自分の人生には関係がないとはいえ、人生の終わりが強く意識されてくる年齢です。
70歳・80歳などキリの良い年齢になった時に生前整理に取り組み始めるのも良いでしょう。
高齢になると体が元気であっても認知症のリスクが高くなります。
自分で判断できるうち、体が動くうちに生前整理にとりくみましょう。
思い立った時
冒頭にも書いたとおり、人生はいつ終わりを迎えるかわかりません。
まだ大丈夫だと思って先延ばしにしているうちに、何もできないまま突然その日がくるんです。
人生には終わりがある、このことを意識しながら生きるだけでも人生の充実度に大きな差がうまれます。
悔いのない人生をデザインをするためにもモノと情報の整理整頓は重要です。
まずは身の回りの掃除や整理整頓からでも思い立った時にやってみましょう。
生前整理をはじめるタイミングまとめ
生前整理というと死んでいく準備のような感じがしますが、もっと楽に普段の生活をシンプルにするイメージで取り組みましょう。
人生に必要なモノや情報を取捨選択するクセをつけることで、自分自身が暮らしやすくなります。
その結果、いざという時の家族の負担を減らすことにもなります。
まずは目についた身の回りの不要なモノを整理するのも立派な生前整理です。
できるならお金や財産の生前整理にも取り組んでみましょう。
一気にやらなくてもよいので、この記事をよんでちょっとやる気がでたなら身の回りのモノを整理してみてくださいね。
生前整理とあわせてやっておきたいのが親族や血縁関係の見える化です。
相続の手続きをするときにも、誰が相続に関係あるのかを調査することから始まります。
そんなときに役立つのが戸籍に基づく家系図です。
頭で思い浮かべて作った家系図は証拠になりませんが、司法書士などのプロが戸籍をもとに作る家系図なら資料として関係把握にとても役立ちます。
自分のいのちのルーツを知り人生を振り返ることもできますし、何より家族・親族の仲をとりもつ話題にもなります。
もし家系図にも興味がでたならこちらの記事も読んでみてくださいね。