前回大好評の内に幕を閉じたおじゅっさんとゆる〜く話す会in高松。
第2回目はお寺を使うのではなく、もっと普段の場所に近いところでということで、丸亀の珈琲倶楽部さんの2階を会場にお借りして開催致しました。
おじゅっさんとゆる〜く話す会in珈琲倶楽部
ゴールデンウイークの隙間の平日、5月6日に開催。
今回の参加者は2人。
日程的にも平日の昼間ということで、参加して頂きづらい日程だったようですね・・・。
なんせおじゅっさんズは土日のほうが法事で忙しい可能性が高いので、土日開催にするとお坊さんが集まりにくいというジレンマ。
一般の方も、おじゅっさんズも参加しやすい日時設定を考えたいところ。
▼ということで、一般参加者2名を7人のおじゅっさんが取り囲むという不思議な図。
でもその分たっぷり時間を使って時に楽しく、時に真面目に深いお話ができました。
前回は2対2とか1対2という感じで個別の対話という感じでしたが、今回は座談会のような感じでそれぞれ話をするようなスタイル。
今回は全員真宗興正派の僧侶が集まっていましたが、ひとつの話題に対してもそれぞれのお坊さんの地域性や体験談によって視点が違っていて、いろんな意見をお互い聞けるのが僧侶同士にとってもおもしろかったところ。
amazonお坊さん便の話とかお布施の話とか、いろんなことが話題に上りましたが、今回は特に女性僧侶の視点とか見解というものが男性僧侶にとっても新たな学びの多い時間となりました。
参加者の方からもこんな感想が。
改めて「へぇ〜なるほど」って思うことも多かったのですが、病院で言うセカンドオピニオンのように、色んなおじゅっさんの見解を聞けるのがとても楽しかったです。
やっぱりおじゅっさんだって人間だもの。それぞれ個性もあるし、得て不得手だって違う。女性僧侶ならではの鋭い意見にみんなで感心したり、本当におじゅっさんをグッと身近に感じることができる素敵な時間を過ごすことができました。(参加者の感想)
僧侶の世界はどうしても男性が多いので、女性の質問に対してこちらは良かれと思って話していることでも的外れな回答になっていることも多いのかもしれませんね。
今回学んだ大事なこと。女性の話しはうんうんって共感しながら聞くのがモテる。
話の合間に本格コーヒーを頂きながら・・・
珈琲倶楽部のマスターにアイスコーヒー3種、ホットコーヒー3種を出して頂いて豆の違いによる珈琲の飲み比べも今回のゆる〜く話す会の醍醐味。
▼エチオピアモカやブラジル、ブレンドなど好みのものを飲み比べ。
▼話の内容も良かったし、コーヒーも贅沢に飲ませて頂けて良かった!
衣や袈裟も間近で見て頂きました。
これは夏用の衣だよ〜とか、こういうとき着るんですよ〜、とか袈裟の意味なんかもお話しながら生着替え。
一般の人から見たらどれもちゃんとした法衣に見えると思うのですが、これは公式の場ではあかんやつ・・・とか、これとこれの組み合わせはおかしい、とかいろいろ裏事情などもお話しながらのファッションショー。
触ってもらったり重さを感じてもらったりしながら間近で衣や袈裟を見て頂きました。
▼めっちゃいい笑顔。右側が発起人の中原大道さん。
▼記念撮影(掲載許可済み)
このおじゅっさんとゆる〜く話す会、毎回参加者の方からは好印象でもっとこういう場があったらいいのにというお声を多数頂いております。
仏事の時に家で話すのとは違って、もっと自然な形で悩みを相談したり気になることを聞いたりできるのがいいところですね。
街中でもっとふらっと気軽に立ち寄れるおじゅっさんカフェとかあったらいいのにね、とか夢は膨らむこの企画。
今後も楽しんでもらえる企画に育てていきますので、どうぞご期待、そしてちょっとでも興味が出た方にはぜひとものご参加をお待ちしております。
珈琲倶楽部さん、貴重な場所をお貸し頂いてありがとうございました。