しょっちゅう 保育所の送り迎えに行くのですが、その時どうしても気になることがあります。
それはチャイルドシートやシートベルトの着用率。むちゃくちゃ低くない?
こどもが助手席で立ってたり、運転席で抱っこしたまま運転したり…
苦言だけれども、気になってしょうがないのでちょっと書きます。
チャイルドシートをちゃんとつけよう。
動き回りたいこども達にとって体を固定されることはある種「不快」であり、親は自分に嫌なことをしていると思うかもしれません。
いやだいやだで泣きわめいたりする子もいるかもしれませんが、そこで親が折れてどうするんですか?
親子のコミュニケーションの中で、これは車に乗るときはあたり前、もしもの時に命を守るためには大事なことだということを親が教えないで誰が教えるんですか?
こどもはおそらく快か不快か、楽しいか楽しくないかだけで判断します。
そういう判断だけではいかんということを、親が教えなければならんと思うのです。
親の愛情を正しく伝えるべき
親にとってもこどもが運転中泣きわめいたらめんどくさいし、近くだから、ちょっとの距離だからという気持ちもあるのでしょう。
助手席で好きにさせてたら気が紛れるし、ご機嫌なのでその方が楽だと思うかもしれません。
でもこれだけは言いたい。
こどもの事を大事にするというのは好きなようにわがままさせることではないはずです。
めんどくさいし、動きが制限されて嫌だと思っても、そういうところはちゃんと守るべきものだという毅然とした親の態度がこどもの教育にも大事なことだと思うのです。
チャイルドシートなしの実験映像
田舎の道でも40kmぐらいはすぐにでます。
(出典:日本損害保険協会 ザ・シートベルトより)
これが起こってからでは遅いんです。
(出典:日本損害保険協会 ザ・シートベルトより)
大局的なものの見方を。
ぼくが言いたいことは「こどもを拘束し、しつけのためになんでも親のいいなりにさせよ」ということではないですよ。
なぜこれをするのか?
なぜこのことが重要なのか?
人間は自分がちゃんと運転しようと思ってもミスしてしまうことがあるし、また自分がちゃんとしてても相手のミスによって事故が起こることもある。
そういう時に親が出来る最低ラインこどもへの愛情表現は、きちんとチャイルドシートに座らせ、被害を最小限にとどめる心づもりがあることを伝え教えることだと思うのです。
チャイルドシートだけにかぎらず、そういう大局的な判断や視点を生活の中で一緒に積み重ねていくことがこどものものの考え方と、親子の信頼関係につながていくのだと思います。
親に注意されていっとき嫌な気持ちになっても、それは子を思って言ってくれてるんだという深い部分での信頼関係は、そういう判断の積み重ねからうまれてくるんだと思うわけです。
そういう点でもチャイルドシートというのはひとつ教育手段の材料として非常に重要なことだと思っています。
安全管理を教えるというのは本当に大事な事なんです。
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チャイルドシートレンタルや補助金のサービス
香川県内では善通寺市・観音寺市でレンタルや購入補助などの事業が現在行われています。
丸亀市では平成28年4月1日からチャイルドシートやベビーベッドのレンタルできるサービスがはじまります。
丸亀市
ベビーベッド・チャイルドシート・ベビーカー等の貸し出しがあります。
外部リンク:丸亀市社会福祉協議会
善通寺市
外部リンク:チャイルドシート等貸出について – 善通寺市ホームページ
観音寺市
観音寺市では購入資金の補助をしてくれます。
外部リンク:観音寺市:くらしの情報:健康・福祉:子育て:チャイルドシートの購入費助成
香川県交通安全協会
香川県の交通安全協会に入っている人にはそちらで貸し出しサービスをうけることもできます。
外部リンク:香川県交通安全協会は、チャイルドシート・ベビーシートを無償貸出ししています。
資金の問題があってもこういうサービスを利用して安く使う事もできます。
香川県は交通事故の発生件数が多く、常にランキング上位。
運転マナーや技術の向上ももちろん、もっと簡単なところで「こどもはチャイルドシートに座らせるのは当たり前」になってほしいと思います。