自分で物事を考え選択し、決定することは非常に重要だといわれます。
決めることができない人を優柔不断だといい、すぱっと決められることが褒められるわけです。
今日は何食べる?からはじまって靴下を履くのは右足から?左足から?住む家はどこにする?
生活の中には小さなことから大きなことまで、物事を選択し決定をする場面がたくさんありますが、その自分で決めたことを疑ってみようというお話。
今日はひとつ一緒にゲームをしながら考えてみましょう。
下の指示に沿って言葉を選んでください。
1.この8つの言葉の中から好きな言葉を1つ選んで頭に強く思い浮かべてください。
- フットサル
- 法事
- ディスコ
- LED
- 回転
- エジソン
- スパイク
- あんこ
選んで頂きましたか?では次に進みましょう。
2.1で選んだ言葉といちばん「関係が深い」と思う言葉をこの中から選んで下さい。
- 電球
- 川
- サッカーボール
- 学校
- まんじゅう
- 木炭
- ミラーボール
- くじら
1で選んだ言葉をしっかりイメージして選んでくださいね。
3.2で選んだ言葉にぴったりくると思う言葉を下からひとつ選んでください。
- きつい
- にぶい
- 狭い
- 明るい
- ゆるい
- 黒い
- 鋭い
- 丸い
選んでいただきましたか?
4.3で選んだ言葉から連想するものをこの8つの言葉の中から選んでください。
- たたみ
- ブラインド
- 谷
- バイオリン
- 本
- くつ
- 太陽
- かまきり
以上で終わりです。
さて、4の言葉の中からひとつ選んで頂きましたか?
世の中には「自分が判断し、自分の意思で決めてきた」と思っていても、じつは相手に選ばされているということがあるってことも知っておいた方がいいと思うのです。
買い物なんかでもそう。
不動産などでは、
- 最初にぼろい部屋
- 次にちょっと手が出ないいい部屋
- 最後にちょっとランクが落ちるけど手の届く部屋
を順番に案内することで「最後の部屋にしよう」と契約に結びつけたりするとか。
服なんかでもこれが似合うかもと自分の判断で選んだようにみえて、実は店員さんにうまく説明でのせられて、お店の売りたい商品の中から選ばさせられている、なんてこともあると思います。
やはりなんにでもテクニックがあるのですね。
そんな風に、世の中には人に選ばせる仕組みやテクニックというものがあるということを知識として知っておいた方がいいと思うのです。
これが善意で使われる分にはいいのですが、悪意をもって利用されると非常にあぶないわけです。
詐欺なんかはその代表的なもの。
自分の判断とか、自分の決断ということの重要性が強調される場面はよくありますが、それに偏りすぎてもいけません。
自分の判断やそこに至った経緯を疑い、冷静で俯瞰的な視点をもっておくということも大事だということを今日は紹介しようと思ったわけです。
おっと、そんなことを書いているうちに話がそれてしまいました。
あなたが選んだのは「太陽」でしたね。
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