Macのテキストエディットで文章中の狙った文字を全部一括で変換する方法

知ってる人にはあたり前ですけど、改めて「検索」と「置き換え」をつかうと文章構成が楽になるので備忘録のために書いておきます。

WindowsのWordを使ってる人ももちろんこの機能がありますのでこんなことができるということを知ってもらえたら役に立つのではないかと思います。

テキストエディットで文字を一発で置き換える

Macのワードでももちろんできますが、標準のテキストエディットが動きも軽くていいですよね。

今日は「吾輩は猫である」の文章の一部を引用してこの機能を説明しましょう。

彼は純粋の黒猫である。わずかに午を過ぎたる太陽は、透明なる光線を彼の皮膚の上に抛かけて、きらきらする柔毛にこげの間より眼に見えぬ炎でも燃え出るように思われた。彼は猫中の大王とも云うべきほどの偉大なる体格を有している。吾輩の倍はたしかにある。吾輩は嘆賞の念と、好奇の心に前後を忘れて彼の前に佇立して余念もなく眺めていると、静かなる小春の風が、杉垣の上から出たる梧桐の枝を軽く誘ってばらばらと二三枚の葉が枯菊の茂みに落ちた。大王はかっとその真丸の眼を開いた。今でも記憶している。その眼は人間の珍重する琥珀というものよりも遥かに美しく輝いていた。彼は身動きもしない。双眸の奥から射るごとき光を吾輩の矮小なる額の上にあつめて、御めえは一体何だと云った。大王にしては少々言葉が卑しいと思ったが何しろその声の底に犬をも挫しぐべき力が籠っているので吾輩は少なからず恐れを抱いた。しかし挨拶あいさつをしないと険呑だと思ったから「吾輩は猫である。名前はまだない」となるべく平気を装って冷然と答えた。しかしこの時吾輩の心臓はたしかに平時よりも烈しく鼓動しておった。彼は大いに軽蔑せる調子で「何、猫だ? 猫が聞いてあきれらあ。全てえどこに住んでるんだ」随分傍若無人である。「吾輩はここの教師の家うちにいるのだ」「どうせそんな事だろうと思った。いやに瘠せてるじゃねえか」と大王だけに気焔を吹きかける。言葉付から察するとどうも良家の猫とも思われない。(出典:吾輩は猫である)

この中から「猫」という単語を抽出して、他の言葉に置き換えるという作業を目視と手入力でやろうとすると大変な作業です。

こういう作業をさっさとやる技です。

テキストエディットで検索→置き換え

1.文書をテキストエディットに貼り付ける。

まずは文書全体を【コマンドキー】+【A】で全選択し、【コマンドキー】+【C】でコピー。

【コマンドキー】+【V】でテキストエディットに貼り付けます。スクリーンショット 2016-06-02 15.37.37

2.【コマンドキー】+【F】で目的の言葉を検索する。

この中から探したい単語を検索するのは【コマンドキー】+【F】がショートカットです。

メニューの「編集→検索→検索と置換」でもいけますが、ショートカットを覚えたら作業が早くできますよね。

これはブラウザでも目的の言葉を探したい時に使えるショートカットですので覚えておきましょう。(Windowsの方はctrl+F)

すると検索窓が開くので検索したい文字列を入力します。

▼「猫・・・と。」
スクリーンショット 2016-06-02 15.38.01

すると文章中に7個の「猫」という単語があることがわかりますね。

この「猫」を「デーモン閣下」に置き換えてみましょうか。

3.置き換えにチェックを入れる。

▼右上の置き換えのチェックボックスにチェックをいれましょう。チェックを入れると二段目に「置き換え」というこの「猫」という単語を変換したい言葉を入力するフォームがでます。

スクリーンショット 2016-06-02 15.38.16

4.変換したい言葉を入力

▼ここにデーモン閣下と入力して、右の「すべて」をクリックします。

スクリーンショット 2016-06-02 15.38.36

▼「猫」がすべて「デーモン閣下」に入れ替わりました!

スクリーンショット 2016-06-02 15.56.26

彼は純粋の黒デーモン閣下である。わずかに午を過ぎたる太陽は、透明なる光線を彼の皮膚の上に抛かけて、きらきらする柔毛にこげの間より眼に見えぬ炎でも燃え出るように思われた。彼はデーモン閣下中の大王とも云うべきほどの偉大なる体格を有している。吾輩の倍はたしかにある。吾輩は嘆賞の念と、好奇の心に前後を忘れて彼の前に佇立して余念もなく眺めていると、静かなる小春の風が、杉垣の上から出たる梧桐の枝を軽く誘ってばらばらと二三枚の葉が枯菊の茂みに落ちた。大王はかっとその真丸の眼を開いた。今でも記憶している。その眼は人間の珍重する琥珀というものよりも遥かに美しく輝いていた。彼は身動きもしない。双眸の奥から射るごとき光を吾輩の矮小なる額の上にあつめて、御めえは一体何だと云った。大王にしては少々言葉が卑しいと思ったが何しろその声の底に犬をも挫しぐべき力が籠っているので吾輩は少なからず恐れを抱いた。しかし挨拶あいさつをしないと険呑だと思ったから「吾輩はデーモン閣下である。名前はまだない」となるべく平気を装って冷然と答えた。しかしこの時吾輩の心臓はたしかに平時よりも烈しく鼓動しておった。彼は大いに軽蔑せる調子で「何、デーモン閣下だ? デーモン閣下が聞いてあきれらあ。全てえどこに住んでるんだ」随分傍若無人である。「吾輩はここの教師の家うちにいるのだ」「どうせそんな事だろうと思った。いやに瘠せてるじゃねえか」と大王だけに気焔を吹きかける。言葉付から察するとどうも良家のデーモン閣下とも思われない。(出典:吾輩はデーモン閣下である)

吾輩はデーモン閣下である、名前はまだない・・・。

こういうやり方をすると、文章の校正をする時に非常にスムーズにミスなくチェックをすることができます。

具体的な使い方

  • 漢字とひらがなの表記ブレ(下さいorくださいとか猫orネコ)などを文章全体で検索し、一括で変換。
  • 人名を間違えて入力し続けてたのに気づいて、後で修正したい。
    (会社の御礼状などで、文章中に出てくる宛名を書き換えて送付するなど)
  • 句読点を全部消したい。(、。を検索し置き換えフォームは空欄にして置き換える。)

などですかね。

こういうことができる、ということを知ってればそれぞれの仕事の中で何かうまい使い方を発見するかもしれませんね。

ブログを修正する時に役立つ方法

文章内に繰り返しでてくるコードに対して一括して加筆や修正をする時なども、こうやってテキストエディタに一度全部貼り付けて「検索→置き換え」すると入力ミスがなく作業が早いのです。

例.<strong>タグを<b>に換えたい!なんて時

なんでも太字にしようとして、<strong>タグを使いすぎてしまった!
あとから気づき、ただの太字の<b>に修正したい!なんて場合。

  1. ブログの記事データを全てコピーして一度テキストエディットに貼り付け。
  2. 検索で<strong>を検索し<b>に置き換え
  3. </strong>を検索し</b>に置き換え
  4. 全テキストをコピーしてブログに戻し、更新。

なんて使い方をすると、コードの文字列の中からミスなく目的の文字列を抽出して、変換・修正ができるということですね。

コードを貼り付けするときは、テキストエディットの環境設定で「リッチテキスト」ではなく「標準テキスト」にしておいてください。

コンマなどが全角になったりして痛い目をみます。

他にも、画像にクラスをつけてCSSを反映させたいなんてときもいちいち全部手打ちすると大変な作業になります。

そんな時も必要な画像のコードの頭の部分を選択し、その前にクラス名を足した状態で「置き換え」をすれば、記事内のコードを全て書き換えることができるというわけです。

作業に使える時間は限られているので、できるだけ効率化できることは効率化して、こなせる仕事量を増やしていきたいですね。

文章を書く人はぜひ覚えておいた方がいい「検索→置き換え」というテクニックでした。

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いつ〇〇やってるの?という質問をよく頂くので。

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このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

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