へんも的脳の使い方。これがデフォルト・モード・ネットワークってやつ?!

今日はずっと自分の「頭の使い方」について変な性質があるな〜と前々から思ってたのですが、ちょっとしっくりくる記事を見つけたのでご紹介。

ぼんやりしている間に勝手に仕事が進むのです。

ぼくは現在、お坊さんの仕事をしながら、フットバッグの練習やパフォーマンスをして、法話を考えながら、ブログの運営や記事のことを考え、ウクレレも練習したりしながらデザインの仕事をしたりしています。

こう文章に書きだすと、何やってる人か全然わかりませんね(笑

かなりマルチタスクといいますか、全然系統の違うことを同時進行ですすめているわけです。

でも同時といっても同期間にいろんなプランが平行して進んでいるというだけで、ひとつひとつの課題自体は同時に取り組むことはできません。

時間は限られていますので、うまく並列的に処理していかないと手詰まりになるわけです。

そこでどうやって同時進行をこなしているかというと、脳に自動で仕事をさせているのです。

脳を勝手に働かせる感覚

科学的な研究結果として事実かどうかはわかりませんが、自分の実感にはすごく近い記事を見つけたので紹介しておきます。

参考:ぼーっとしてる時、脳はいつもの「20倍」働いてるらしい – 心と体を大切にしよう

参考:「ぼーっとする」のが脳にとって大切な理由|WIRED.jp

時間の使い方という意味ではいつ〇〇やってるの?という記事にも書きましたが、もうひとつのコツはバックグラウンドで「脳が勝手に仕事をしてくれてる感じ」なんですよね。

真正面から課題に取り組んでもまったく何も解決方法が浮かばないときは、一度取り組んだあと放っておきます。

例えば何かのデザインを作るなんて時も、一度描こうとしてみてダメだったらあえて放っておくんです。

この時焦ってはダメです。

提出期限とか、アイデアを出さなきゃ行けない期限を頭の中に設定して、あとは普通に過ごしながらぼんやりバックグラウンドで考えてる状態で放置しておきます。

すると期限近くになるとそれまでに脳が情報を整理してくれてて、アイデアがふいっとでてくる感じなんですよね。

▼iphoneでもメインのアプリを動かしてる時に、バックグラウンドで別のアプリが動いてるじゃないですか。あんな感じなんです。

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ぼんやり他の仕事をしているうちに、放っておいた課題の解決の手がかりになるものや、大枠になるものが浮かんでくるのでそれをベースにして仕事を完了させるのです。

常にいくつかの種類の違う課題を置いておくと同時進行でいろんなことができます。

ぼんやりしているときも情報を取り入れ整理している。

一般的に、ヒトは、3分の1の時間は空想にふけっているものだそう。かつては、この間、脳も一緒に休んでいると考えられていたそうですが、実は複雑な事象の分析・考察をつかさどる脳の部分が一斉に活発になるのは空想にふけっているときだけなのだとか。

もちろん、ただぼーっと座っているだけで難しい問題が解決できるというわけではなく、事前にきちんと準備をし、解決しようという前向きな姿勢が、ある瞬間「これだ!」のという閃きにつながるそうです。引用元:lifehackerより

これっ!この通りなんですよ!

こういうのをデフォルト・モード・ネットワークっていうんですね・・・。

上にも書きましたが、一度ざっと目を通したり、軽く触れておいてあとは放っておく。

すると特に意識的に取り組まなくても、ぼんやり考えてるうちに時間がたったら知らぬ間に解決策がでてくるわけです。

そのぼんやりの間に情報収集することが大切です。

直接的には関係なさそうな情報も、たくさん取り入れてるうちに思わぬルートで情報が繋がって解決の一助になったりするんですよね。

ですから、お経読んでるうちに気づけばウクレレがうまくなってたり、フットバッグしてるあいだに法話のアイデアがでたりするんです。

科学的検証やデータを測定したわけではありませんが、自分はずっとこんな感じで頭をつかっていますが皆さんはどうですか?

仕事の処理能力を上げたいと思っている方の何か参考になれば幸いです。

他にも人気の記事、白やぎさんからお手紙ついた、でおなじみ「やぎさんゆうびん」なんかもどうぞ!