住宅街の中の、奥まった路地の先にある小さなコーヒー豆屋「ぱんだコーヒー焙煎所」さん。
グーグルマップの力なしでここにたどり着くのは至難のわざ!
ぱんだコーヒー焙煎所
32号線の綾川町陶の「とかめ」とか「飩餃」のちょっと西の信号を北に入り、看板も何もない住宅街の路地のつきあたりにある「ぱんだコーヒー焙煎所」。
ボンバーマンなら入った瞬間に爆弾をおかれたら絶対アウトになるような袋小路。行ったらわかります。
わかりにくさもまたお店の魅力のひとつ。探検感を味わってもらいたいので、道中の写真は省略。
▼たどりついたお店の外観はこんな感じでかわいらしいお店です。
▼こっぽりとした店内の様子。写っていいの〜?と焦る店主。
ぱんだコーヒー焙煎所は炭火でコーヒーを焙煎
先代、先々代(創業1940年)の炭火焙煎釜を引き継ぎました。
引用:パンダコーヒー店主より
▼すごく綺麗に手入れされていたので写真を撮ったときは古い機械だと思わなかったのですが、今ではメーカー(富士ローヤル)でも作っていないという炭火を熱源にして豆を焙煎する年代物の焙煎機。
炭も香川県内もしくは国産の炭を使っているそうです。
火力の加減が難しいらしく、炭火で焙煎しているところは珍しいのだとか。
ぱんだコーヒー焙煎所のコーヒー豆はすべて100g350円
訪れたときには6種類の豆がありました。
- キリマンジャロ
- コロンビア
- グアテマラ
- ぱんだブレンド
- ホンジュラス
- ブラジル
以前紹介した善通寺のファルコンコーヒーは全体的に酸味が際立つような焙煎が主でしたが、ここぱんだコーヒー焙煎所は全体的に深めのローストでどっしりとした味わいが特徴。
お店によって全体的なテイストっていうのが違うので、深めの焙煎が好みの方はここはオススメですね。
「安いからこの豆にしよう。」というように値段を理由にネガティブにコーヒーを選ぶんじゃなくて、「この豆の味が好きだから」という理由で豆を選んで欲しいとの願いから、どの豆も100g350円均一なんだそうです。
新鮮なコーヒーを手頃な値段で求められるというのは嬉しいことですね。
▼自分で手あみなどを使って焙煎する人は生豆の販売もあります。
▼パンダグッズもちらほら。
試飲もさせてもらえました。
▼特にカフェとして開いているわけではないのですが、コーヒーの試飲もさせてもらえました。
たっぷり飲ませていただいて、そのあいだにお店のことなんかもいといろ聞かせてもらったり。
▼店主の方がとても気さくでお話しやすく、自分で焙煎する方法とか道具のこととかいろいろ教えて頂きました。
コーヒーを追求しだすと「ああしなきゃ、こうしなきゃ」みたいにだんだんなっていく人も多いので、コーヒーは敷居が高いものだと思っている方もおられるかもしれません。
ですが、いわゆる嗜好品です。好きな物をもっと力を抜いておいしく気楽に楽しめればいいんですよね。
そんな力の抜き加減を教えてもらったような気がします。
焙煎もやってみてまた記事を書こう。
豆を買って早速家でもいれてみました。
▼紙袋にパンダのイラストでかわいらしいパッケージです。
▼ぶわ〜っとふくらんで新鮮なことがよくわかります。ハリオで入れてみましたが、コーノ式でも入れてみて味の違いを比べていたいですね。
※おいしいコーヒーをいれるにはおいしい水もあるといいですね。
コーヒーに適した温度でクセのないお湯がすぐ使える、クリクラのウォーターサーバー(無料で試せる)も記事にまとめましたのでこちらの記事もあわせてどうぞ。
お店の情報
ぱんだコーヒー焙煎所
住所:香川県綾歌郡綾川町陶2010-10
電話:070-5514-2575
営業時間:12:00~18:00
定休日:月曜・祝日・夏期休業日・年末年始
HP:http://www.kimame.net/