書評「佐藤可士和の超整理術」年末の大掃除のやる気をだす1冊。

特に今旬な本というわけではないですが、年末の大掃除をしなければ・・・でもめんどくさい〜!

と思っている方にお届けしたい一冊。

佐藤可士和の超整理術

整理術とついていますが、この本は「具体的にこれはこう片付ける」みたいなことを教えてくれる、掃除ハウツー本ではありません。

デザイナー佐藤可士和さんのてがけた仕事とその進め方の事例を通して、そもそも本質的に何が問題なのか?を整理して、核心を見いだすものの見方に触れる本です。

整理整頓って大事なことはわかるんですけど、忙しいときとかめんどくさいときときとかついつい後回しにしてしまいますよね。

結果ちょっとづつ部屋がちらかっていきごちゃごちゃになるという・・・。

とりあえず・・・、でちらかる部屋。

とりあえず・・・、でたまる仕事。

そういう「とりあえず」という気持ちをいかに解決するか、物事の優先順位を決める視点を思い出させてくれる本です。

佐藤可士和の超整理術のあらすじ

この本は整理ということをテーマに

  1. 空間の整理術
  2. 情報の整理術
  3. 思考の整理術

そして整理して物事の本質が切り出されると新しいものがうまれてくる、という方向に話がすすみます。

セブンイレブンのコーヒーメーカーのデザインでいろいろ言われていますが、今治タオルのブランディングや国立新美術館のロゴを作るに当たってどうやって本質を切り出していったか、という見方は非常に学びが多いと思います。

整理整頓や掃除のテクニックを学ぶのではなく、思考のプロセスを学ぶための本ですね。

佐藤可士和の超整理術を読むとめっちゃ掃除したくなる

ぼくはこの本を読んだらめちゃくちゃ掃除したくなります。

▼どうですか!?この整いっぷり!

この綺麗な事務所!

このぐらい常にすっきり生活できれば、日常の掃除の手間、雑務のロスが大幅に減ることでしょう。

佐藤可士和の超整理術まとめ

掃除せないかんけど・・・はぁ(ため息)って時にときどき振り返って読んで、

整理整頓することが効率をあげるためには大事だ!だからまず掃除するんだ!

と掃除のやる気をだすための本です。

みんなでポジティブに大掃除をするのだ!!

何年か前の本なのでkidleも安くなってますね。頭を整理し、その目標への向き合い方を思い出すのにいい本だと思います。

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