どうしても今はでんといてくれ~!!と思う「くしゃみ」が世の中にはあるはず。
お坊さんとしては、お勤めをしている時にでそうになるくしゃみが一番ヤバイやつです。
お坊さん的くしゃみをとめる方法
「くしゃみ」って漢字で書くと「嚔」らしいんですが、こんなん書けませんよね。
大体漢字の雰囲気がわかったらiphoneで手書き入力という方法もあるんですが・・・
まあ使う事はないですかね。
さてさて、くしゃみをとめる方法ですが、これはもしかしたら個人的なことかもしれませんし、医学的な根拠は調べようもないのですが、ぼくの実践している方法。
それは、お勤め中くしゃみがでそうになったら、そのまま「声を出し続ける」ということです。
くしゃみをしてもいい場所だったらどーんと盛大にしてもらったらいいんですが、どうしてもここはださないでおきたい!という場面があります。
お坊さんにとって読経の途中に出そうになったらすごいドキドキする。
お寺を継いでもう10年になりますが、お経を読んでる途中に線香の香りが原因だったり、花粉症のせいだったりメチャクチャくしゃみが出そうになるときがあります。
もうね、内心ドキドキです。
後ろでご家族の方も座っておられます。
後ろ姿ではわからんと思いますけど、読むの詰まったらまずいと思ってハラハラしてるわけです。
特に本を持って一緒にお勤めしてたり、後ろでパラパラ本をめくってる音がしてたりするとさらにプレッシャーが高まります。
くしゃみが出そうなときって、最初ちょっと気配わかりますよね。
あ、やばい、これくしゃみでそうなやつや・・・。みたいな。
で、あ~いかんいかん、だんだんでそうになってきてる!という第2フェーズに移行します。
そして予想通り鼻がつーんとして、きたきたきた〜みたいな感じの第3フェーズへ。
うわ~めっちゃくしゃみしたい!
いかん!!もう限界や〜!!
と思いながら、それでもそのままお経を読み続けてると、限界ギリギリ、くしゃみしたいゲージがマックスになる直前でなんとなく通過しておさまってしまうのです。
とりあえずここ10年間100%の成功率。
一度も読経の途中でくしゃみがでたことはありません。
くしゃみがでそうだ、なんとかしないと!と思って途中で途中で息次ぎしたり声を出すのをやめたりするとダメです。
隙を見せるとくしゃみがでます。
鼻がつーんとしようが声を出して読み続ける。
これ大事。
一般人向けの方法
なので、普通の人がどうやって応用するかというと
あ~くしゃみがでそうや~ってなったら、小さな声でもいいので「ん~~~~~」って鼻歌のように鼻に息を抜きながら声を出してたら収まります。
・・・・・たぶん。