前にみんなブログを書こうぜ!って記事をいくつか書きました。
その時に「へんもさんは何か特技を持ってるからいろいろ書けて、普通の人にはなかなか書けないんじゃない?」というコメントを頂きました。
そのお返事記事。
何も持ってない人なんていないでしょ。
普通に生活をしていて、「何も持っていない」という人はいないでしょう。
それでも「いや、私には何も書くような事が無い」と言い張る方は
- 自分にはどんな武器があるのかを知らない。
- その武器をどうやって使えばいいかわからない。
ということだと言い切れます。
人は誰か他の人の人生を歩むことはできません。
生まれてからこれまで、その人だけが見たものや情報があるはずなんです。
みんなそれぞれの人生の中で、自然と触れて学んできたことがあって、そういう情報に対してほとんどの方がこう思ってます。
「え、そんなんあたり前やん。」
そうなんです。
自分にとっては知ってて当たり前。
だけど、人にとったら何より価値のある情報というのがあるんです。
文章力よりも大事なのは目。
そこで大事になってくるのが「目」なのです。
普通、ブログを書くというときには文章表現とか文章力と言われるものが大事だとみなさん思うと思います。
しかし、それよりも大事なのは「観察眼」です。
ブログを書いてる人が、毎日ネタにあふれかえったような突飛な生活をしているのかというとそんなことはありません。
普通に仕事をしたり、ご飯作って食べたり、こどもの送り迎えしたり、そんな日常の生活の中から「これは何か情報として価値があるんじゃないか?」ということを見抜く目が重要なのです。
この情報は知ってたら価値があるかな?
みんなこれは疑問に思ってるんじゃないかな?
あたり前と思っていることの中から、ネタを見いだす目が大事なのです。
書くことがない、という人は文章を書く以前にこの「目」が意識されていません。
あたり前と思って、気にもしていないものに対して、いかにいろんな角度からの視点や発想が持てるかが大切なのです。
こんなこどもの学校の宿題なんかで書くこともできますよね。
特別なことはいらない
多くの人に共感してもらえるものは、やはり多くの人が体験していることです。
ぼくがいくらフットバッグについて熱く語ってもほとんどの人は
「ふ〜ん、それで?」
って話です。
実際フットバッグの記事はそんなに読まれてません。
でもそこから学んだことや学び方、他のジャンルにも応用できる考え方なんかを記事にすると
「なるほど〜。」
となるわけですね。
ですからそれぞれの人生の中でどこを切り取れば読む人にとって共感でき、価値がでるかを見抜くことが大切なのです。
そのあと文章力だ!
最初は少しずつの言葉や、短い文章でもいいんです。
なんか言いたいことと、書いてる文章に違いがあるなぁという感じもあるでしょう。
その誤差の修正を何回も書いて繰り返すうちに、ぼんやりと頭の中にあるイメージと言葉が合致していく感じがしてきます。
これは何回も書いてだすということを繰り返さないと身につきません。
いきなり花が咲くなんて花はないんです。
種があって、芽が出て、葉を広げて、花が咲く。
今思えば最初の方のブログなんてひどいもんです。
それを「ひどい文章だ」と思えるようになったという事は成長したということですね。
おもしろいを探そう。
記事を書くために、自分の生活の中から今まで以上に「おもしろいこと」を探すようになるんですよね。
記事に書くために、料理をもうちょっとがんばる人もいるでしょう。
記事に書くために、遊びに外にでる人もいるでしょう。
記事に書くために、新しいカメラをかったり、写真を撮ったりする人もいるでしょう。
ブログを書くために、生活が少しずつ変わっていくかもしれません。
大事な事は
- おもしろいを探す。
- 人のためになるを探す。
- 自分含め、自分の周りのいいところを探す。
- 失敗も学びのタネになり、ネタになる。
失敗もおもしろくなりますからね。
記事を書くために生活の見方が充実する方向へ変わってくるというところがブログのいいところ。
ちょっとでも興味が出たらこの記事を参考にどうぞ。