今日は善照寺ブラザーズの母親の羊毛フェルト作品展の紹介。
善照寺ブラザーズもいろいろやるけど、その母もいろいろやっているのです。
母が羊毛フェルト作品を作りはじめたわけ
昔うちにはマルチーズとポメラニアンのミックス犬「ソラ」とその娘「クラン」という2匹の犬がいました。
母が大変可愛がっていたのですが、何年か前にそのソラが8才で心臓病で亡くなってしまいました。
▼左が娘のクラン、右がソラ。
娘のクランは元気でしたが、母にとってペットロスの悲しみというのはかなり辛いものだったようです。
その辛い期間に気を紛らわすかのようにはじめたのがこの羊毛フェルトの作品づくり。
最初は小さな作品を作っていましたが、何年も作り続けているうちに本物の犬そっくりの作品を作るまでになりました。
最近では犬の解剖学の本なども参考にして、筋肉の付き方なども考えながら制作しているようです。
そんな折、娘のクランも亡くなってしまいました。
クランを作品に
クランが亡くなったあと、母はその悲しみを紛らわすかのように一気に作品をつくりました。
それがこちら。
▼ちょっと昔の「本物の」クランちゃん。
▼そしてこちらがフェルト作品のクラン。
▼ほんと今にも動き出しそうなぐらい雰囲気が本物にそっくりです。
▼こちらが本物の写真。
▼こちらは作品
結婚前はぼく自身もクランと一緒に生活していてすごく可愛がっていたので、この姿を見た時には涙がでそうなくらいでした。
▼表情といい佇まいといい、まるで蘇ったかのようです。
ソラちゃん(子犬期)
そして新たにソラちゃんも作りました。
▼上に載せてある写真はソラが大人になってからのものなので少し見た目が違いますが、うちにきた当時の子犬の頃は本当にこのまんまでした。
▼ソラがこどものころよく遊んでいたテニスボールも羊毛フェルトで作り再現しています。
そういう経緯もあって、母の羊毛フェルトのお店の名前はsora*woolという名前になりました。
他の羊毛フェルト作品
▼トイプードル
▼豆柴
▼チワワ
▼黒柴なんかも。
愛犬が亡くなってもその姿を残しておきたいという気持ちはよくわかります。
母にとって安らぎであったように、羊毛作品がペットロスの悲しみをケアするのに力を発揮するのかもしれませんね。
作品展:綿と麻と羊たち~ニットと羊毛フェルトの作品展~
そんな母の作品を実際に見てもらえる作品展が三豊市の大河内工務店内「木きん堂」さんにて開催されます。
日時
2017年5月23日(火)〜28日(日)
10時〜16時
会場
木きん堂(大河内工務店敷地内)
住所:香川県三豊市山本町辻604
電話:(0875)63-1763
▼工務店の敷地内にあるおしゃれなカフェです。
▼木きん堂の中はYチェアやマルセルブロイヤーなどデザイナーズチェアが並ぶオシャレ空間。
▼その一角に展示ブースが設けてあります。
▼今回の作品展はニットの作家さんとの共催です。
▼展示会名が「綿と麻と羊たち」ということで羊たちがおでむかえ。
すべて羊毛を成形して作ってある作品です。
▼ホワイトテリアや後ろには柴犬も。
▼か・・・かわいい・・・。
▼前回の展示はじまる展でも人気だったパンダもいます。
この作品展では作品の販売はしておりませんが、個人的なオーダーなどは作家滞在中ご相談いただけます。
ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
sora*wool(ソラウール)の情報
販売可能な作品についてはミンネにて公開しております。
minnneショップ https://minne.com/@sorawool
また、「飼っている犬に似せて作って欲しい」などの個別オーダーも承っております。
個別オーダーに関しては下記フェイスブックページ、もしくはメールにてご相談ください。
Facebookページ https://www.facebook.com/sorawool24/
E-mail sorakuran@gmail.com