iPad miniは小回りのきくサイズと重さで、まさにちょうどいいタブレット。
読書も、動画を見るのもすごく使いやすく、タブレットとしてひとつの完成形と言ってもいいぐらいよくできてますよね。
そのiPad miniをさらに活用するため必須なのがタブレットスタンドです。
iPad miniを机の上に置いた状態で動画を見るときは傾斜をつけたくなりますが、iPad mini本体だけでは自立しないので、なにかモノに立てかけることになります。
しかし、iPad miniは表面がツルツルなのでヘタすると滑って倒れるという悲惨なことに。
この問題を一発で解決してくれるのがiPad mini専用MOFT Xです。
これがあればiPad miniが縦にも横にもカンタンに自立しますよ。
後述しますが、縦横それぞれ3段階の傾斜がつけられ、なおかつ普段は薄くて邪魔にならないというスグレモノ。
本記事では2022年2月に発売されたiPad mini6専用MOFT Xをレビューします!
iPad mini専用MOFT Xとは
iPad mini専用MOFT XはiPad miniの背面に折りたたみ式の板を貼り付け、カンタンにiPad miniを自立させられる専用スタンドです。
AmazonのMOFT正規代理店をみると、カラー展開は4色。
ぼくはワンダーラストブルーというカラーを選びました。
正直言って、iPad miniのような機動性に特化したタブレットの場合、タブレットスタンド自体がかさばったら意味が無いんですよね。
いかに小さく薄く、タブレット本体だけに近い状態で安定して立てられるか?がポイントです。
MOFT Xの厚みは実測で約3mm。
MOFT Xは薄い、軽い、かさばらない3点を満たしているので、スマートに使える理想的なタブレットスタンドといえるでしょう。
スタンド自体が重かったり、荷物としてかさばると小さいタブレットを使うメリットがないですもんね。
MOFT Xの取り付け方
MOFT Xは特殊な粘着シートでiPad miniに貼り付けます。
購入時には粘着部を保護しているシートがついています。
このフィルムを剥がして、iPad mini本体に貼り付けます。
本体背面の汚れを拭き取ってからMOFT Xを貼りつけましょう。
粘着剤は何度も貼りなおせるタイプなので貼り直しもカンタン。
外したくなったら、そのままバリッとカンタンにはがせます。
iPad mini専用MOFT Xの重さは84g
iPad mini専用MOFT X単体の重さを計ってみると84gでした。
これをiPad miniに取り付けると重さは384g
ペンシルを取り付けても402gと持ち運んで使う時に負担になる重さではありません。
手に持っても違和感のない重さです。
iPad mini6専用設計ということで、LEDライトやカメラのレンズ部分にも干渉しません。
MOFT Xを取り付けて感じたメリット
MOFT XはiPad mini本体にひっついているので、いつでもスタンドとして使えるのが本当に便利です。
iPad miniを立てるために、スタンドを持ち運んだり、別の部屋に置いたスタンドを取りに行ったり・・・
なんてことをやってるとiPad miniの機動性が失われます。
いつでもサッと使えて邪魔にならず。
角度調整は3段階あるので十分使える
MOFT Xは折りたたみ方を変えると、傾斜を縦横それぞれ3段階に角度調整することができます。
折り目の部分にはマグネットが入っており、普段は平らな状態でピタッと固定されます。
折り目の部分に指をいれて立ち上げると立体的なスタンドになります。
これが・・・
こう。
折り目となった場所もマグネットの力でピタッと固定されます。
縦方向の3段階の角度調整がこちら。
横方向の3段階の角度調整がこちら。
動画だけじゃなく、本を読むときにも机の上で立てた状態の方が読みやすいです。
iPad miniが持ちやすくなる
MOFTXの表面はレザーのような質感で、適度な摩擦感があります。
iPad mini本体の背面はスルスルとなめらかなので、手から滑り落ちそうに感じるときがありますよね。
MOFT Xを背面に取り付けるとその落としそうかも・・・という不安感はかなり減りました。
さらに、スタンド部分の穴に手を入れるとより落としづらくなります。
寝っころがって使うときにも、顔の上に落とす心配が減りますね。
机から取るときにも取りやすい
もうひとつ良かったのはiPad miniを机などの平な場所から持ち上げる時に指がかかりやすくなったことです。
MOFT Xの厚みの分だけ机から浮いたような状態なので、縁に指がかかりやすくなります。
目立たないメリットですが、実際使ったときの使用感としてはとても快適に感じる部分です。
MOFT X iPad mini専用モデルのデメリットかもしれないところ
ここからはデメリット・・・かもしれないところも紹介します。
明確な悪いところというよりは、好みに合うかどうかという部分ですね。
見た目の好みが分かれる
iPad miniは本体そのものが美しいのですが、MOFT Xを貼ると背面のかなりの面積が隠れて見えなくなります。
背面のアップルマークも見えなくなります。
iPad mini本体の見た目を損ないたくない場合はMOFT Xはやめた方がいいかもしれません。
iPadの縁はキズがつくかも
MOFT Xを貼り付けた状態はこんな感じになりますので、縁のキズをカバーする力はありません。
使い方によりますが、縁の部分はキズがつくかも。
カメラのレンズの出っ張り部分は床と接触しなくなりますが、iPad mini本体の角の部分のカバーは難しいです。
なので、「少しでも本体にキズがつくのは許せない!」という方はMOFT Xはやめといた方がいいですね。
重くても防御が完璧な方が良いという方は背面にもケースのついたカバーを使いましょう。
iPad mini 6専用MOFTはこんな人にオススメ
iPad mini6専用 MOFT Xはこんな人にオススメ。
iPad mini 6専用というだけあって、手に持ったときのバランス感がよく、
「そうそう、こういうのがあるとiPad miniが使いやすいんだよ」
って感じです。
iPad miniの使い勝手は間違いなくアップするので、スタンドを買うか迷っているなら値段も手頃なので試してみても損はないかなと思います。