こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
骨伝導(こつでんどう)って聞いたことありますか?
骨伝導は頭蓋骨などの「骨に伝わった音の振動」を聴覚神経が感じ取るという音の聞こえ方のこと。
世の中にはそんな骨伝導の仕組みを使って音を伝えるイヤホンがあるんです。
ぼく骨伝導イヤホンに興味はあったものの、今まで実際に使ったことはありませんでした。
先日、松山に行った時に銀天街(松山の商店街)を歩いていたら骨伝導イヤホンの専門店なるものが。
骨伝導イヤホンを実際にいろいろ試させてもらえるbocoストア松山店でいろいろ遊ばせてもらいました!
bocoストア松山店
▼銀天街の東の端、河原パティシエ・医療・観光専門学校1Fにお店があります。
▼明るくきれいな入り口ですね。
bocoストア松山店の店内
▼骨伝導イヤホンのbocoのすべての商品を試せるのは銀座と松山だけとのこと。
bocoストア松山店で骨伝導イヤホンとスピーカーを体験
earsopen WR-3 CL-1001
▼最初に骨伝導イヤホンの入門モデルWR-3 CL-1001を試させてもらいました。
この骨伝導イヤホンを耳につけて音をだすと、音というより振動が直接頭に伝わってくるんですよ!
(´-`).。oO( 聞こえますか・・・?今、あなたの脳に直接語りかけています・・・。)
みたいな聞こえ方です。
▼耳に軟骨に引っかけて使うので、外部の音も聞きながらイヤホンを使うことができます。
このイヤホンをつけて音楽を聞きながら店員さんとお話ししましたが、会話の声は普通に聞こえ、プラスして店内BGMのように音楽がなっている感じに聞こえました。
ヘッドホンやイヤホンの使いすぎは難聴の原因になりますよね。
骨伝導イヤホンは鼓膜への負担が圧倒的に少ないように感じました。
音質に関してはやはり密閉型のイヤホンには負ける感じかも。
聞こえ方の質が違うのもありますし、低音が弱めで音の分離感は弱いです。
ただ、そういう音楽を聞き込むためのスピーカーではないと思うので、仕事やランニングのときなど外部の音も聞きながらイヤホンを使いたいならオススメですね。
docodemoSPEAKER SP-1
お店で体験させてもらって、一番おもしろい商品だと思ったのがこのdocodemoSPEAKER SP-1という骨伝導の仕組みを応用したポータブルスピーカーです。
このスピーカーがめっちゃ遊べるんですよ。
▼というのもこのスピーカーは本体が鳴って音がでるのではなく、いろいろな物をスピーカーに変えてしまうスピーカーなんです。
骨伝導イヤホンで培った技術を応用して物を振動させてスピーカーにする商品だそうです。
▼スピーカーの底には振動する板がついています。
bluetoothでスマホと接続して音楽を鳴らしているのですが、このままではかすかにしか音が聞き取れません。
▼これを紙箱に置くと・・・
▼箱全体が振動して音楽が聞こえるんです!!
・・・と言ってもこのすごさが画像では伝わりませんね。
▼公式の動画があるのでこちらを見てもらうと雰囲気がよくわかります。
鳴らすものによって音質がグっと変わるので、いろいろ試してもおもしろいですね。
▼窓ガラスに押しつけたり
▼壁に押しつけたりすると、同じ音楽でも音質が全然違って聞こえるんですよ。
紙の箱を鳴らした時は蓄音機的なレトロな雰囲気(イメージ)で、エレクトロスウィングとかめっちゃ似合いそうな感じ。
店員さんのお話では発砲スチロールの箱がけっこういい音がなるらしいです。
こどもの自由研究のテーマとかにしても遊べそうですね。
HA-5S CL-1002
他にも集音マイクと骨伝導イヤホンの組み合わせで、補聴器的に会話の補助をしてくれるものも。
▼首にかける部分にマイクが内蔵されていて、左のマイクは左の耳に、右のマイクは右の耳に音を伝えることで音の方向性もわかります。
ぼくも試させてもらったところ、まわりの音がかなり自然に聞こえるという印象でした。
商店街の中のざわざわした音や放送の音声などの音の方向感や距離感もわかります。
空気を伝わる音が聞こえないように指で耳を塞いで、骨伝導イヤホンから返ってくる音に集中して小声で会話しても話すことができました。
首元のマイクが自分の話す声も拾って耳に返すので、難聴で話す声が大きくなっている方の声量調整にも効果があるのではないかと感じましたね。
難聴の原因は鼓膜のトラブルだったり、聴覚神経の問題だったり症状はいろいろ。
人によって使えるかどうかは変わると思いますが、難聴をサポートする道具のひとつとして試してみるのもいいかもしれませんね。
会話サポートのセットは高額なので、こうやって実店舗で試すことができる検討しやすくていいですね。
boco store MATSUYAMAまとめ
オーディブルや動画コンテンツなど、勉強やインプットの方法が多様化する中でイヤホンやヘッドホンの使用頻度が高くなると耳の負担も大きくなりがち。
イヤホンを長時間利用する方は、こういうった骨伝導イヤホンを試せる場所で検討してみるのもいいかもしれませんね。
まだまだ認知度の低い骨伝導イヤホンを自由に試させてもらって、新しい学びと体験ができました。
お店の情報
boco store MATSUYAMA
住所:愛媛県松山市湊町3-5-1 河原パティシエ・医療・観光専門学校1F
電話:089-943-5444
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日
HP:https://kbcj.co.jp/