こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
暑い夏の芝の手入れはかなりの重労働。
しかも芝って葉が固くてなかなか切れないんですよね・・・。
生半可な道具だと時間ばっかりかかってとても疲れます。
そこで、芝の庭を手入れするのにいろいろ道具を使ってみたけど今のところ使い心地暫定1位の芝刈り道具ナイロンカッターを紹介します!
芝刈りは大変な作業
善照寺の庭にはこんな感じで芝を植えてある場所があって、ここの芝の手入れがなかなか大変なんですよ。
特に夏は芝がぐんぐん伸びるので、今までこういう手押しの芝刈り機を使って刈り取っていました。
こういうタイプは平らな面を広く刈るときには非常に効果的なんですけど、ご覧の通り岩とか松とか障害物があるので一気にざ〜っとは刈れないんですよ。
ちょっとほったらかして芝が伸びちゃうと、とたんに刃が立ちにくくなりますし、自分の押す力を芝をカットする力に変換しているので、暑い日は相当な重労働。
しかも岩や木の外周に伸びる芝はこういうタイプの芝刈機では刈り取れないので、別にキワを刈る専用の道具が必要になります。
しばらくは庭用のハサミを使っていましたが、余りにも時間がかかるので続いて導入したのがこちらの電動バリカン。
これは電動なのでパワーもある上障害物の際まで芝を刈ることができます。
しかしカット面の面積が小さいので、広い面をこれで刈ろうとするとこれまた時間がかかります。
電動ですので電源からドラムリールなどを使って、長い距離コードを引っ張る必要がありますし、進む方向を考えて使わないと自分でコードを切ってしまう心配もありますね。
広い面をこれで刈りとると、気をつけてても結構デコボコになってしまいますしね・・・。
両方の役割を果たしつつ、しかも取り扱いがしやすい道具はないものかと思って探していたところ・・・・みつけました。
障害物がある場所で、しかもそれなりの面積があるところをいかに効率よく芝刈りするか?ということで行き着いたのがナイロンコード式の草刈機!!
ブラック&デッカー18vナイロントリマー
いろいろ試してみて、ようやく見つけました!
広い面積もこまかい所もこれ1台でかなり使えます。
▼バッテリーを動力としているのでコードが必要ありません。
▼バッテリーは充電式のリチウムイオン電池。1個でフル充電15分〜20分ぐらい作業できる感じです。
少し面積が広い方は予備のバッテリーを用意して、バッテリーを交換しながら作業していくのが効率的ですね。
バッテリーをつけた状態で重さが2.5kgと軽いので片手で持ち上げることができますし、肩からかけるストラップも付属しているので取り回しは非常に楽ちんです。(ちなみにぼくが作業する時はストラップを使ってません。つけなくても楽にもてます。)
▼また銀色の柄の部分は長さ調節ができ、身長に応じて作業しやすい長さに変更することが出来ます。
カット部分はナイロンの紐になっていてこれが高速回転して芝や草をカットしてくれます。
▼中心部分に釣り具のリールのようにナイロン紐が巻かれていて、短くなったら自動的に中から伸びて長さを調整してくれます。
▼回転するのがナイロンの紐なので岩のキワもギリギリまで刈れますし、
▼壁のキワも問題無く刈れます。
ステンレスの回転刃がついたチップソーではこうはできませんよね。
切れ味はもちろんステンレスチップソーの方がすごいのですが、刃が岩にあたったり壁にあたったら大きなキズがついてしまいます。
破片が飛んだりするのも危ないですしね。
ナイロンカッターでも小石や刈った葉は飛び散りますので、ゴーグル等目を保護するものを着用して使用されることをお勧めします。
ナイロントリマーで刈ったあと
日陰になってしまい写真が少し暗いですが、概ね平らに刈ることができます。
多少ガタガタしているのはぼくの技術の問題です。
▼これ1台で広い部分も障害物の周りも刈り取れるので、作業時間も大幅に短縮できるようになりました。
まだまだ自分の技術が下手なので虎刈り感がありますが、慣れると平らに刈れるようになりそうです。
ナイロンカッターでは刃が立たないところ
安全に芝を刈れるナイロンカッターですが、パワーの面ではステンレス刃のチップソーにはかないません。
▼こんなレベルで草が生えてるところにはナイロンカッターでは仕事になりません。
バッテリーをフル充電で使っても畳1枚分程度も刈れないので、開墾や土手の草刈りなんてハードな使い方が目的の人はステンレス刃のチップソーを買った方がいいです。
ナイロンカッターのメリットとデメリット
メリット
ざっと整理するとこんな感じです。
- バッテリー充電式なのでコードレスで作業できる。
- 軽い。
- 安全性が高い。
- キワまで刈れる。
- 広いところも刈れる。
デメリット
面積によっては物足りないかも知れませんね。
- バッテリー1個で作業できる時間が限られる。
- 枝ぐらいになった太い草を刈るほどのパワーはない。
- 平らに刈るには技術が必要。
- 刈った芝は熊手で集めないといけない。
ステンレスのチップソーのほうが刈り取る力が段違いに強いのですが、燃料の準備、取り扱いの技術、安全性を考えると気軽には使いにくいですよね。
1戸建ての庭の雑草や芝を刈るというレベルだったらナイロンカッターで十分かと思います。
軽いし安全という意味で初心者にも使いやすい道具ですね。
砂利の庭の雑草対策には防草シートが素晴らしい効果でしたので、こちらの記事もどうぞ。
自分で施工して5年たったレビューを書いてます。
こちらの記事に庭の掃除が大幅に効率化できて、掃除が楽になった道具をまとめています。