ミラージュ(mirage)やイリュージョン(illusion)、中級技のダブルレッグオーバー(DLO)、ワール(whirl)などがある程度形になってきたら、それを踏まえてもう一段階難しい技に挑戦したいところ。
そこで、左右のサイドを変えることで1addつくパラドックス(paradox)を練習するときに気をつけるポイントを解説します。
パラドックス(Paradox)の解説動画
パラドックス(Paradox)の定義
パラドックスという動きは非常に定義が難しいし明確ではありません。
大雑把に言うとクリッパー(clipper)した足でフルデックス(full dex)して軸足側でストールする動きというのが説明になります。
パラドックスミラージュ(paradox mirage)とかパラドックスワール(pdx whirl)など、左右を交換しながら最初にクリッパーした足でまたいで(dex)して、軸足でストールという動きが多くパラドックスにあたります。
レッグオーバー(legover)はハーフデックス(half dex)でなおかつクリッパー(clipper)した最初の足で最後ストールするのでパラドックスはつかず、ファー(far)のレッグオーバー(legover)という言い方になります。
じゃあバーフライ(barfly・far double down)は2回も足通してるのにどうなるんだ?となるんですが、なぜかバーフライ(barfly)はfar扱いなのでパラドックスはつきません。
この辺のパラドックスの定義は曖昧なのとややこしいので技を覚えていく中で感じ取ってください。
まさにこのパラドックス(paradox)の言葉自体が、一見正しく見えるけど矛盾している言葉そのもの。
この動画では定義には触れず、体の使い方だけを解説しています。
- 動画の中ではパラドックスワール(paradox whirl)をモデルの技として解説しています。
- この動きはまずクリッパー(clipper)ができないと話にならないのでまずはクリッパーをしっかり安定してできるようにしましょう。
- バッグをあげて左右を切り替えるタイミングは焦らなくても大丈夫です。
- 重心の上下を利用してバッグをあげると、1回目の重心が着地したときに時間的なロスができます。
- 重心が浮かずに保てていると、フットバッグをあげきるところまで待ってから、次のまたぐ動作に入っても間に合います。
- バタフライ(butterfly)で反対のバタフライ(butterfly)に入る時も似た感覚です。