実は子供の靴やサンダルは大人より大事!!体の歪みを防ぐために考えて選ぼう。

子供の靴やサンダルってどうやって選んでいますか?

  • セールで安いのがあったら買おう。
  • すぐ大きくなるから大きめの靴を買っておこう。
  • 子供の選んだオシャレな靴にしよう。

多くの方はこの3つが大きな選び方の基準になることでしょう。

しかし、そんな選び方で靴を選んでいたら、これから体ができあがっていく子供の体のケガや故障の原因になるかもしれませんよ。

自分の体が変わったことを通して

ぼくは15年間足をかなり緻密に使うスポーツ、フットバッグという競技をやってきました。

35歳になった今も現役選手として活動しています。

最初の1年目にプレー中に捻挫をしましたが、それ以外はその後大きなケガや不調は起こさずにトレーニングを続けてこれました。

それはひとえにラグビー日本代表のコンディションニングトレーナーも務める佐藤義人先生のもとで治療とトレーニングを教えて頂いたことがきっかけです。

足の形や使い方の重要性を教えていただいたことをきっかけに、プレー中の軸足の使い方、そして着地をする足の形や使い方というものが非常に重要であることを学びました。

21歳ごろからフォームや足の使い方を矯正をしても状態は変わっていきましたし、動く筋肉や使い方も変わっていきました。

自分の体が大人になってからでも大きく改善されていった経験からも、これから育つ子供たちにもできるだけ体にとって良い足の状態を知って欲しいのです。

子供の靴やサンダル選びは慎重に

成長過程にある子供の足の骨は大人に比べて柔らかく、外からの影響を受けやすくなっています

そのため足に合わない履き物を履き続けると足が変形したり骨の位置がずれたりしやすいのです。

こどもが走っている写真

靴によって子供の足の形が変わる何て言うと、

そんなおおげさな・・・・

と思う方もいるでしょう。

ですが、ちょっと極端な例を挙げるとすぐわかります。

それが纏足(てんそく)です。

纏足(てんそく)とは

纏足とは中国で行われていた風習で、幼児期から女性の足を布で締め上げてぎっちり固定することで、足を小さく変形させた文化のこと。(参考wikipedia-纏足 ※注意 リンク先変形した足の写真があります。)

小さい頃から足に変なクセや力が加わると人間の足はここまで変形してしまうんですね。

このように変形した足で膝や腰が痛くならないと思いますか?

自分の体が充分に支えられると思いますか?

これは極端すぎる例ですが、足が環境によって変化するということがよくわかると思います。

足が変形して100%の力が使えなくなると、膝・腰・肩を含め、体の総合的な機能に影響がでます。

足は体を支える基礎。

足の機能は建物で言えば土台となる基礎工事。

その基礎がきちんと形作られていないと、上に立つ建物はガタガタになりますよね?
基礎の形の違い

体ができあがっていく成長期の子供こそ、足の形を綺麗に育ててあげることが重要なのです。

子供の靴を選ぶ時に注意すべきこと

子供の靴を選ぶときに注意すべき点がいくつかあります。

  • 小さすぎる靴
  • 大きすぎる靴
  • 指の付け根から甲の部分に隙間があくようなユルユルの靴(スリッポンなど含む)
  • つま先がぎゅっと狭まっている靴

どんなにいい靴でもサイズが合っていなければトラブルのもとになります。

小さすぎる靴は良くない

小さすぎる靴は感覚的にもダメだということはわかりやすいと思います。

キツくて痛いし、指が曲がってしまいますからね。

靴の中で指が曲がった形になり、そのまま変形して指が伸びなくなることも。(ハンマートゥといいます。)

大きすぎる靴やスリッポンは良くない

逆に大きすぎる靴も問題です。

▼子供の場合大きすぎる靴を選んでしまいがちです。大きい靴は指は自由に使えますが指を上にそらせて歩く「浮き指」の癖がつきやすくなります。
浮き指

すぐに履きやすいからといってクロックスのようなスリッポンを履かせている方も多いですよね。

ですが、スリッポンも靴を持ち上げるためにこういう指をそらせて歩くので、浮き指になりやすくなります。

トイレ用にちょっと履くとかならいいですが、これで走り回ったり日常的に過ごすと足がこのような指をそらせた使い方を覚えてしまいます。

こういう足の状態で踏ん張りがきくか?という話です。

その場で足踏みをしてもらったらわかると思いますが、指を使って着地するのと、指をそらせた状態で着地するのでは衝撃の受け方が違います。

指を反らせていると足の指と裏の筋肉が使えないので、うまく衝撃を吸収することができません。

これがジャンプの着地だったり、走ったり急に止まるときの着地だったら足に何倍もの力がかかるわけです。

フットバッグに限らず、片足で着地するときは特に足の指先まで連動した筋肉の動きが重要になります。
片足で着地の写真

足の指・裏の筋肉がうまく使えないと、その衝撃が直接膝や腰に届いてケガの原因になってしまいます。

スリッポンがダメというよりも、子供たちの成長を長い目で見たときに自然と浮き指のような足の使い方のクセがつくのは好ましくないということなんです。

つま先が細い靴も良くない

またつま先がぎゅっと縮まった靴も良くないですね。

うちの娘も一緒に買いに行くとこういうミュールみたいなのを選びたがりますが、足のことを考えるとやめさせた方がいいですね。
こどもミュール指先がぎゅっと縮こまって指をうまく使う事が出来ず、指の付け根が広がり外反母趾になる可能性が高まります。

子供の足の変形は思っているより重要な問題

足の変形は本当に重要な問題です。

土台となる足が変形することでX脚・O脚になったり、膝や腰が痛くなったりする体のクセを子供の頃に作ってしまうのです。

▼土台の傾きはとても影響が大きいのです。
足の土台の違いの影響

小学生のころの運動能力に支障がなくても、中学、高校の部活になって故障を抱える子もたくさんいます。

人とぶつかったりするケガは仕方がないですが、自分が走って跳んで止まるという動きの中で故障すると言うことはやはり体の使い方に問題があるということです。

部活イメージ写真

筋肉が連動して自分の衝撃を吸収できないと、特定の場所に負担がかかって関節や筋肉を痛めたりします。

その原因のひとつが足の変形が起こす体のゆがみや使い方なのです。

歩く・走る・跳ぶという動きの中で、地面と接して土台となる足は、体全体に影響する重要な役割を果たしているのです。

理想的な型に沿わせて育てよう。

子供の時には何も異常がなかったのに、大人になって気がついたら足が変形していた、という方も多いでしょう。

それは成長の過程で靴や歩き方など生活習慣の力で徐々に足の形が変わっていったということです。

そう考えると逆に理想的な動きになる形の靴を長時間履き続けていると、足がその動きを覚えてその形になる可能性が高まるということです。

大人はまだしも、子供に「歩き方に気をつけなさい」、「足の使い方に気をつけなさい」なんて言っても身につけさせるのはまず無理な話。

ですので、体にあった履き物を用意して遊びの中で自然に使い方を覚えさせる方が現実的です。

子供にオススメのサンダル!ビルケンシュトック キッズ ギゼ EVAモデル

そこで、うちで子供に履かせているのがビルケンシュトックのサンダル。

▼これですね。ビルケンシュトックキッズギゼEVA。
子供にオススメ「ビルケンシュトック」のギゼEVAモデル

昨年から同じビルケンシュトックのアーチサポート機能はそのままで、EVA製の安いラインが販売されはじめました。

正直肌への当たりを考えるとコルクのサンダルが気持ちいいのですが、子供用もちょっと値段が高いんですよね。

それにコルクのサンダルは水に濡れる場所では気をつかいます。

子供は水たまりにも入るし、水に濡れる場所でも遊びますもんね。

▼このEVA製のサンダルはバックル部分もプラスチックで水に濡れても大丈夫ですし、丸洗いもできるのです!!
ビルケンシュトックギゼEVA1

オススメはこの鼻緒(トング)のついたタイプ。

▼この鼻緒(トング)のあるタイプをはくことで、自然と足の指を使った体の使い方が身につきやすくなります。
ビルケンシュトックギゼEVA2

ビルケンシュトックの特徴

ビルケンシュトックはこの足のアーチのサポートが理想的

▼土踏まずの部分がしっかり盛り上がっており骨が落ちて扁平足になるのを防いでくれます。縦アーチのサポートですね。
ビルケンシュトックギゼEVA3縦アーチ説明

▼また、中指の付け根の下あたりを持ち上げて横アーチをサポートすることで指先が広がります。
ビルケンシュトックギゼEVA4横アーチ説明

▼指が1本ずつ広げて使えることで小指まで意識して使えるようになります。
ビルケンシュトックギゼEVA5履いたところ

▼指の腹のちょっと下あたりに引っかかり部分があることで指を使う意識がもちやすく、足裏の筋肉を使って自分の筋力でアーチを作るのを助けます。
ビルケンシュトックギゼEVA6指を使う説明

▼かかとのサポートもしており、外反足(かかとが外に開いてX脚になりやすい)の予防効果も高まります。
ビルケンシュトックギゼEVA7かかとサポート

足の骨の位置や筋肉の動きを理想的なポジションにした上で、動きを身につけると故障を防ぎやすくなるというわけです。

このように自然に指が使える状態にしてあげると、体の機能にそった使い方を身につけやすくなります。

▼まぁいろいろ書きましたけど、子供にとっても履き心地が気持ちいいから勝手にこのサンダルを選びますね。
ビルケンシュトックギゼEVA8歩き

「子供の靴やサンダルは考えて選ぼう」まとめ

  • かかとの骨の位置をきちんとサポートしている。
  • 土踏まずの骨の位置を持ち上げてアーチをサポートしている。
  • 指を引っ掛ける場所があり、指を使う意識が持ちやすい。
  • 履き心地がいい。

という点でこのビルケンシュトックのサンダルは優れているのです。

これは1回使ったから足の変形が治るというわけじゃないし、世界最速で走れるとか、オリンピックレベルの運動能力がつく!というわけでもありません。

しかし、その子供自身が持っている体の機能をなるべく落とさず、故障やケガを起こしにくく育ててあげるということは重要ではないでしょうか。

結局、どんなスポーツも技術を高めた後は基本の体がどれだけケガをせずしっかり使えるのかという話になってきます。
ビルケンシュトックギゼEVA9歩き2

ケガや痛みで練習や試合にでられないという機会損失になるし、治療費もかかりますしね。

コンディショニングをきちんと考えるということはとても大事です。

そう考えると、子供の靴を整えていい体の使い方を身につけさせておくというのは先行投資として非常に重要なことだと思いませんか?

子供の足なんてすぐに大きくなるから、安くて大きなサイズを買いたくなるという気持ちもわかりますが、ケガをしにくい体のベースを作るためにも足をきれいに育てる履き物を用意してあげましょう!

靴のをお探しの方はビルケンシュトックのインソールを使うといいですね。

ビルケンシュトックの靴を買い換えるのは結構お金がかかるので、インソールでそのアーチサポート効果をつけるといいでしょう。

このインソールは子供サイズから展開しているので、普通のスニーカーにビルケンシュトックの機能を足す事ができます!

▼靴がダメになってもインソールを入れ替えると同じ効果が期待できるのでオススメです!

子供の浮き指についての記事もあわせてどうぞ。

https://henmo.net/2016/06/04/energy/子供

この記事は世の役に立つと思ったらツイート、シェアをよろしくお願い致します!

このブログを書いている人

真宗興正派善照寺というお寺の住職をつとめながら、一方ではフットバッグというスポーツで4年連続日本一を継続中。

真面目なお寺の仕事からステージでのパフォーマンスまで、幅広い活動を通して学んだことをわかりやすくお届けしていきたいと思っています。

気になった方は詳しいプロフィールへどうぞ!