こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。
ダンボールを使って雑草対策ができるダンボールマルチングを実際に庭に施工してみました。
捨てるはずのダンボールを使って雑草対策できるなんて素晴らしいアイデアですよね。
施工完了時には下の写真のような感じになります。
黒い土のように見える部分が雑草対策のダンボールマルチングを施工したところです。
申し訳ないことに雑草予防効果が実際どの程度あるのか現時点ではわかりません。効果は数ヶ月後に追記します。
理屈上は結構いけそうな気がするんですけど・・・。
とりあえず、ダンボールマルチングのやり方と施工の記録を残しておきます。
ダンボールマルチング
マルチングとは、地表面をポリフィルムなどで覆うことで、日光を遮って雑草の発生を防ぐことです。
畑などでは主には黒い農業用ポリエチレンなどが使われているのを見たこともあるのではないでしょうか?
ただ、このような黒いポリフィルムを使ったのでは庭の景観は台無し。
そこで、今回試してみるのがダンボールマルチングです。
- ダンボールについたテープ類を剥がす
- ダンボールを雑草を防ぎたい地面に敷く
- ダンボールをビシャビシャに濡らす
- バーク堆肥を上からかぶせる
作業はこれだけ。
めちゃくちゃカンタンで費用も安い。
土に埋まったダンボールはそのまま微生物や虫に分解されて土にもどっていくそうです。
除草剤も使わずに、雑草対策ができるのならすばらしい方法ですね。
ダンボールマルチングを施工する場所
今回ダンボールマルチングを試してみるのは下の写真のような場所。
紅葉や紫蘭が植わっていて、その足元はちょっと土がそのまま見えているような状態です。
拡大してみると、結構雑草が生えているのが見えますよね。
この写真を撮った5月半ばごろは少し草抜きもしましたし、雑草の生え方もまだ序盤。
しかし、これが夏になるとものすごい量が生えてくるんですよ。
暑い中、草抜きばかりに時間を取られるのもツラいので、この部分にダンボールを使った雑草対策をしてみました。
ダンボールの用意
まずは捨ててもいいダンボールを用意します。
ネットショップで買い物することも増えたので、どの家庭でもダンボールは貯まる一方ではないでしょうか・・・。
地中で分解されにくいテープ類は剥がしておきましょう。
ダンボールを並べる
雑草対策をする場所にダンボールを並べます。
隙間があかないように、すこしずつ端を重ねてならべてみましょう。
ダンボールが蓋になることで地面から発芽はできませんし、雑草の光合成も防ぎます。
ダンボールを濡らす
本当はダンボールをビシャビシャのクタクタになるぐらい水に濡らしてから並べるらしいのですが・・・
そのうち雨が降ったら結果は一緒だろうと判断し、並べたあとホースで散水。
ダンボールをビシャビシャに濡らしました。
雨の日に並べておいて、翌日に続きの作業をするってのが効率がいいかもしれませんね。
バーク堆肥をかぶせる
あとはダンボールの上からバーク堆肥をかぶせるだけ。
バーク堆肥は樹皮を発酵させたもので、普通は土に混ぜ込んで土壌改良に使うことが多いです。
芝生のTM9を秋植えしたときの土壌改良でも使いました。
近所の西村ジョイだとバーク堆肥は40リットル入りが1袋約200円とめっちゃ安い。
この面積だと2袋済んだので404円でしっかり分厚くカバーすることができました。
バーク堆肥をかぶせただけだとフカフカしているので、再度水をかけて踏み固めます。
これで完了!
しばらくの間でもこれで雑草が生えてこないならとても助かります。
芝と雑草が混ざってるところでもテスト
これだけカンタンに安く雑草対策できるのなら、すでに草が生えているところにもどの程度効果があるのか試してみたくなりました。
そこで、しっかり芝や雑草が生えている部分も上からダンボールマルチングをやってみて、草を防げるのか数カ月後にレポートを追記したいと思います。
草と芝の生えている初期状態はこんな感じです。
この場所の芝や雑草を削り取らずにこのままダンボールマルチングをやってみます。
まずはダンボールを並べて・・・
水でビシャビシャにしてからバーク堆肥をかぶせる。
はいできあがり。
めっちゃカンタンです。
まとめ
記事を執筆しているのが5月の中旬。
これから雑草真っ盛りの夏を超えて数ヶ月後どうなるのか楽しみです。
うまく雑草が生えなければいいのですが。
経過報告
1ヶ月後
1ヶ月後の様子がこちら。
ダンボールがかぶさりにくい壁際と、写真手前の仕切り部分は芝が伸びてしまいました。
しかし、ダンボールがかぶさっている場所は草を防いでいます。
2ヶ月後
2ヶ月経過しました。
ダンボールがかぶさっていない木の幹周辺や壁際は草がはえますが、それ以外は雑草はほとんどありません。
草抜き作業をしていなくてこの状態なので、管理の手間はかなり省ける方法だなと感じています。