お香

こんにちは、お坊さんブロガーのへんも(@henmority)です。

このカテゴリーでは暮らしに彩りをあたえ、リラックスする時にも最適なお香についての記事をまとめていますよ。

お香の歴史

お香は仏教の伝来と共に日本に伝わりました。

西暦595年には淡路島に香木が流れ着いたことが日本書紀に記されていて、当時の人はその香木の香りに驚いたということが書かれています。

神仏に参るときに使われることから始まり、平安時代には貴族のたしなみとなりました。

後に江戸時代になると庶民文化の中でも重要な役割を果たしてきたようです。

お香の原料

香木について

▼お香は香木や薬草を原料に作られています。

現代では科学的に合成された香料もたくさん用いられていますが、伝統的な香木を使ったお香もぜひ試してみてもらいたいところです。

原料となる沈香や白檀の希少性はどんどん高まっていますのでぜひお早めに香りを聞いてみて欲しいですね。

▼沈香の原木

詳しくはこちらの記事にまとめています。

香木の香りは他のもので香りを例えるのがとても難しいんですよね。

めちゃくちゃ良い香りとしか言えない・・・。

正直言っていいお香の魅力を知らないのはもったいないなと思います。

お香の種類

一口にお香といってもその形はさまざまです。

お香の種類

塗香について

塗香はお香の最古の形と考えられている香原料を粉末状にしたお香です。

塗香の使い方はこちらをごらんください。

▼塗香は火を使わず、粉末を体に塗って使うので場所を選ばず使うことができます。

まわりの人にアピールするための香りではなく、自分の心を落ち着かせたしなみとして身にまとう香りです。

ぼくは新幹線の車内が臭い時にも塗香を使って香りを楽しむことがあります。

出張先のホテルの部屋が臭いときにも塗香は火を使わずに自分の周りをいい香りにしてくれるので使いやすいですね。


また何か試験やプレゼンなどの緊張をお香の力で和らげて、本番前に落ち着きを取り戻しています。

もし塗香に興味をもたれたなら、手前味噌ですがぼくが創香師の岩佐喜雲氏と一緒に開発した塗香OIKAZE〜灯心草〜もはリラックスや集中にもピッタリのいい香りですよ。

線香について

仏事には欠かせないお線香。

仏様の前でお線香をお供えする意味も知っておくといいですね。

お線香は煙がでればいいのではありません。

良い香りが広がるというところに意味があります。

お坊さんとしてたくさんのお線香を使ってきたので、中でも香りの良かった線香をまとめています。

線香の中には灰が落ちない不思議な機能をもったものもあります。

灰の落ちないお線香和の香についてはこちらで詳しく紹介しています。

お香のオススメのお店

京都の四条烏丸にlisnというお店があります。

オシャレで手頃なお香が手に入りますよ。

お香の専門店【流川香-ryusenko-】も珍しいスタイルのお香を取り扱っていますよ。

特に沈香や伽羅は偽物が多いのできちんと輸入ルートが信用できるお店で購入するようにしましょう。

これからもお香に関する記事を追記していきますので、お香ライフの参考にしてみてくださいね。